面白いけど便利な昭和襦袢
こんにちは、まゆナベです♬
夏には夏の下着があるように、
素材にあった着付けもある。かもしれない。
先ほど久々に着物のお尻を派手に破いてしまい、
車から降りられず、、、
トホホでブログ更新中。
それでは本日もおはじめしましょう♬
戦前カスタム襦袢を着る私
これです↓
もう着られなくなったアンティークの夏訪問着。
絹の絽で、とにかく気持ち良いし、お洒落!!
それを昭和12年頃でしょうか、
庶民向けに発案された襦袢に改良して愛用しています。
たぶん、戦前の主婦之友とかお好きな方なら
まんまの形が飛び出す私の講座や、
TORATABIXさんとのコラボ撮影着付け、
べらぼうに楽しいと思うのです✨
とにかくアライグマな私は
「自分でガンガン洗いたい」
昔の庶民はどうしていたんだろうか?と、
貪欲に調べました。まだまだ調べていますが、
コレを手にできるのは、きっと私のところだけだと思う襦袢の話です。
消えた衿元の中身を探す
なんとも柔らかそうな衿元。
ピンシャキ&衣紋抜きが主流の今、
こんな防寒な衿元流行らないかもしれない。
けれども、私は襟足そこそこ、
愛らしいふっくら衿元が好きで仕方ないのです。
この衿、どうやって作るんだろ???
色んな古書、和裁本を見ては実験し、
それでも庶民が見えてこなくて、
ハッと思いた調べ方。
また、調べてわかったこと。
現代は素材、形を変えた衿芯。
作るしかない「消えた戦前衿芯」の存在。
集まれ!全国ベスト・オブ可愛い汚い襦袢!
「お洒落な人が気に入って着倒した、当時の襦袢が欲しい!✨」
私の思い描く理想古物を扱う人や店、業者を調べて連絡してみよう!と思い立ち、いざ電話!
私「あの!✨アンティークの襦袢を探しています。可愛いデザインで、
で!脇とか衿というか、衣紋とか結構汗とかで汚れてるものが欲しいのですが。ウフフ♡
あ!怪しい者ではな…」
業者「気持ち悪!」ガチャン!ツーツーツー….
…(* ̄(エ) ̄*)????
…Σ(; ・`д・´)!!!
「ヤベェ変態だと思われたのか!??!」
そこから色々試行錯誤しながら、問い合わせ、
ベスト・オブ可愛い汚い襦袢を結構長い期間かかって集めました✨
※時間がかかった理由は、、、と思われたのだろう。まァ本当に我ながら気持ち悪いかもしれませんが、、、爆笑
秘蔵の衿芯再生
汚れるのは特に、衿、脇なんですよね、
当時は紅絹が使われいたので、脇に汗をかくと長着(着物)の目立つところに色移りしてしまいます。
そこで!
当時汗をかく上半身と腰〜お尻まわりを作り替え、再生した例があります。
それを作りたかった!
身長や長着の袖丈に合わせて変えられるカスタム襦袢!
仮縫いでザクザク縫い付け使用します。
これなら撮影でも気兼ねなく清潔に着られて
重宝します♪
戦前からエマールも存在しているので手洗い
または色移りしないものならネットに入れ、私はアタックでも洗ってます。笑
仕事から帰宅したら脱いでネットに入れ、
洗濯機でザブザブ。
翌日気持ちよく着られます♪
これなら半襦袢につければ良いじゃん!!
と
なりそうですが。
チッチッチ☝️
そうは問屋がおろさない。
ベスト・オブ可愛い汚い襦袢には、とある秘伝の衿芯が内臓されていたのです。
それが面白いことに、ほぼ同じ形をしているんですよね。
現代のプラスチック衿芯の走りだろうか。
形は現代と全く違います。
それをせっせと作り販売しているのです↓
■5800円で販売中。高くない?と思う方
■作り方、寸法公開しないの?と思う方
チッチッチ☝️
私の商品はほぼ、動画なり非公開記事付きで、
学びながら実物を着るというセット価格。
そう!昭和家庭風俗学研究自体を販売している唯一無二の学べる通販なんです♪
ベスト・オブ可愛い汚い襦袢もそうですが、
お買い上げ頂いたお金は
昭和家庭風俗学の軍資金にし、あらゆる実験を記録する。
そして将来、
小学生くらいのお子さんが読んでも一目で
昭和庶民の着物暮らしがわかる未来型の図鑑を創る夢の下準備に活用しています。
これは初めてzoom講座をした時から思い描いている、必ず叶えたい夢!!
今は本体を販売中。
ズボラさん様に襦袢を合体したバージョンも追加していく予定です♬
数に限りがありますので、気になる人はお早めに♡
それではまた♬