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副腎機能低下って知っていますか?

こんにちは。
今日は、私が「内分泌科」に通院しているお話しを書きたいと思います。

自分には病気なんて無縁だと思っていた

私は、子どもの頃から長年貧血には苦しんでいましたが、大きな病気やけがをしたことはありませんでした。

フルマラソンに出場したり、
富士山登山したり、
身体を動かすことも好きでしたし、
お酒も程ほど、食事にも気を付けているほうだと思っていました。

仕事は激務でしたが、若さもあり、
そんなに無理をしている実感はなく、
生活習慣病等には無縁の人生だ、と思い込んでいました。

最初の通院のきっかけは「妊活」

初めに通院するきっかけになったのは、
「子どもが欲しい」と思ったことです。

結婚後数年は、転職後すぐだったこともあり
仕事にがむしゃらで
子どもはまだ少し先かな、と思い夫とも
そう話していました。
でも、30歳を過ぎてそろそろ子どもが欲しいな、と思ってからがなかなかできない。

最初は気軽な気持ちでクリニックで
検査してみよ~と、
近くの産婦人科へ行ってみました。
そこでも自分にも夫にも特に問題は見つからず…。

ただ子どもができない。

結果、「原因不明不妊」ということで
不妊治療へとステップアップしていきました。

今、晩婚化も進み、この「原因不明不妊」と
いうのがかなり増えているらしいですね。

不妊治療の内容も書くとかなり長くなってしまうので、
また別の機会にしたいと思います。

その後娘を授かることが出来たのですが、
人生で始めて、病院に通う。
ということを経験しました。
努力だけではどうにもならない、
先が見えない世界というのを体感しました。

この時期は本当に辛かったですね。

出産後、二人目をと考えたら…

紆余曲折はありましたが、
無事娘を出産することができました。

出産後、もともと貧血気味だったのが
ひどくなったりといった
マイナートラブルはあったものの、
子育ても順調で、出産後約1年で仕事にも復帰しました。

仕事に子育てに、と目まぐるしい毎日を起こる中、
年齢的なリミットと、
一人目の妊娠に苦労した経験から、
早めに二人目を考えたいと、
再びクリニックにかかることにしました。
(帝王切開だっため、一年はあける必要がありました)

すぐに不妊治療の再開かな~と考え産婦人科を受診したところ、
血液検査で思いもよらに事を言われました。

「ホルモン値がちょっと良くないので、内分泌内科を紹介するね。
不妊治療はそちらの治療が落ち着いたらね」

どうやら“コルチゾール”という
対ストレスホルモンの値が
めちゃくちゃ低いらしいのです。
今までもずっと低かったのか、
一人目出産後に低くなったのか、
それまで詳しい検査をしたことが無かったので
いつから低いのかはよく分からず。

そこから内分泌科への通院の日々が始まります。
この時は、ちょっと検査をして、
もし必要あれば薬や注射でもしながら
すぐに不妊治療に入れる、と思っていました。

そして検査により発覚したこと

その後、内分泌科で何度も採血をして検査をすることになりましたが、
クリニックでは原因を特定できず
「大学病院に数週間入院して検査が必要だ」と言われてしまいます。

しかし、仕事も復帰していましたし、
子どももまだ小さく、夫も仕事が忙しい。
そんなに長い期間子どもと離れて入院なんて考えられませんでした。

何か症状でもあれば無理をしてでも検査入院したんでしょうが、
自覚症状は全くなく、元気いっぱい。
なのに先生は、「このホルモン値では命に関わるかもしれないことだから、しっかり検査しないと治療できない」と言うのです。

なんだかこのクリニックとの相性の悪さのようなものも感じていたので、
とりあえず大学病院を受診してみて、
日帰りの検査だけでなんとかならないか
相談してみることにしました。

そして大学病院の外来でできる検査だけでもやってみようということで、
注射で行う負荷試験というものと、
ホルモン分泌に指示を出している脳に問題がないか調べるMRI検査を行いました。

どちらもホルモン分泌に関わる点では問題が見つからず、
副腎の機能に問題があるのだろうという結論になったのですが…
別で脳に気になるところがあるので、
もう一度検査を、と言われ本当にたまたま
他の病気が見つかりました。

こちらで発覚した病気で、
現在脳神経外科にも通っているわけですが、
そのお話しはまた後日に。

副腎機能低下

検査をしていく中で、問題があるのは副腎だろうとなりました。

副腎ってなんのための臓器か知っていますか?

恥ずかしながら、
私はそれまでよく知らなかったんです。
どうやら、ホルモン分泌に関わる重要な臓器らしいのです。

コルチゾールとは身体に負荷がかかった際に
分泌されるホルモンで、
長期間負荷がかかりすぎる状態が続くと
ずっとコルチゾールを分泌し続けて
副腎が疲労してしまい、
コルチゾールの生成が出来なくなっていってしまうらしいのです。

負荷というのは、栄養不足だったり、
精神的なストレスだったり、色々あるようです。

そしてコルチゾールの分泌がうまくされないと、
疲労感が強くなったり、
朝起きられなかったり、
ひどい場合は身体に強い負荷がかかった際に
ショック状態になり命に関わるのだそう。

その状態を副腎機能低下症や
副腎疲労と呼んだりするらしいです。

(素人なりに医師の話しを聞いて理解した内容なので、間違っている部分があるかもしれません)

コートリル服薬

そこで現在は、コートリルというステロイド薬を毎日服薬しています。

足りてないホルモンを補充するお薬だそうです。

3ヶ月に一度通院し、お薬を出してもらっています。

普段なかなかホルモン値まで調べる
血液検査をしないと思いますが、
どうにも疲労感が抜けない、などの症状がある場合は病院で相談してみるといいかもしれません。
(私の場合、イマイチ自覚症状は無かったんですが…)

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