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【961/1096】どう変えたいのか?を考える

noteのおすすめ記事をうっかり読んだら、あー、なんかすげーわかりみが・・・となって、その人の本を読んだら、うわあ、と言う感じであった。

なんかもうすごい理解できちゃうことにちょっと驚くが、過去はわが身に刻まれているのだなと。

もちろん、私の10代や20代の頃にはこんな言葉はなかったが、完全に自分はメンヘラ女子だったので、ものすごいわかりみがすぎる。(←いまどき風の書きっぷりにしてみる笑)

この本の中に、脱メンヘラトレーニングが書いてあったのだが、まさしくこれが大事なんだよ!と思ったのが、
「解決癖をつける」というのだった。
悩みを解決する気がない。
悩みを悩みのままずーっとずーっとずーっといじくりまくり続ける。
「イヤだこれをやめたい」と言いながら、「でもやっちゃう、どうしようもない」ととうとうとその理由を語りだし、如何に自分がかわいそうかを訴える。
「たいへんだねー」「わかるよ」「あなたは悪くない」と言ってもらいたいだけ。
そしてまた同じことの繰り返し。
そのことについて建設的に働きかけをすることなく、交渉することなく、打開策を考えようとすることもない。

「人生変えたい」と言いながら、どう変えたいのかの具体案はまったくでない。自分の悩みがなんなのか?をちゃんと把握していないからである。

なぜかというと把握したら、できていない現状を直視しないといけないから。
プライドが高く、言い訳と正当化が得意で、自分の素直な願いは認めることができないのがメンヘラである。

スイスイさんは龍で例えを出していたが、
私はこれを
「もし神様がいて、自分の言ったとおりにそのまま叶えてくれるとする。そのときに何をお願いするか」
そして
「もう一度聞くが、そのまま、そのとおりにほんとうに叶ってしまうが、それでいいか?」
と自問するというのをやった。

これやると、自分がいかに妥協し、曖昧にし、一般化し、願ってもないことを願うふりをしていたかに愕然とした。
自分の望むことがわかってないのに悩んでるってなんなの?!って思ったけど、そのことにどっぷり浸っているときにはまったく気づかない。
悩む必要のないことを悩んでいることに気づかないと、人生の時間はどんどん浪費されていく。。。。
かつて自分は、自分の本心に関係ない悩みで延々と悩んでいられたのであるが、心は消耗しまくった。
ので、どこかでこれを断ち切る必要がある。

どう変えるのか?
今の自分の現状と、変えたい先との差分をどう埋めるといいのか?
何をしてみるか?
それを考えて、具体案が出たら、実際にやる。
やったら失敗することもたくさんあるが、「これは違った」ということがわかるだけ。
これは、ほんと大事。

あと、私はもうメンヘラは卒業している(自認)のであるが、自分の中にそれが残っているのは知っている。
だから、そっちにいかないを選び続ける必要はある。
そのときやっぱり頼りになる基準があったらいいと思う。
いつもほんと同じ結論だけど、「息」が基準にできるのはほんといい。
メンヘラ全開の時、誰が私を助けてくれ!と依存しまくっていたけど、息を頼りにしたらほんとよかったと思う。
(あの頃は、そんな知識も発想もなにもなかったが。)
なぜなら、恋愛は裏切るが息は裏切らない。
ただし、あのドラマティックなジェットコースター的なストーリーは展開されないけど。
でも、あれを一生やり続けたらほんとどこかで詰む。たぶん、一生はできない。疲れすぎるし、消耗しすぎるので。
自分に向き合って、どう変わるかを考える日がくる。
誰かに相談しまくるのもいいが、自分の中に基準があるとほんとうに楽だと思う。ただし、息を裏切っていた自分に直面しないとならないけどもね。
それは、現実を見るということだ。

では、また。


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Mayumi INABA
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