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【991/1096】外側から内側へ

何かをするとき、「正しくすること」が重要だと思っていたときは、外側の正解(正しさ)に照らし合わせていた。
自分の中に正しいと確信できるものはなく、外側(自分以外の人が決めたこと)の正しさが必要だった。

トラウマの治療をしていたとき、外側から内側へ転換することが必要だと言われた。
自分の内側の、内的なことに目を向けることが大事なのだと。

呼吸・整体をやりはじめたときは、まだ、この外側の正しさを求めていたので、身体を動かすための型を覚えるのに「正しくすること」に焦点をあてていた。
が、実践しはじめてしばらくして、正しくやることが目的ではなく、「どのようにやるか」が重要なのだと学ぶ。
自分がどのように知覚して、動きを行っているか?ということが大切なのである。
身体で感じて、すること。
身体がどう動きたいかを感知すること。
そのように動いていくこと。
身体で感じる経験に注意を向ける。
つまりこれが、「内受容感覚」である。
内受容感覚を育てること。

地道な作業の繰り返しによる、地味なことの積み重ね。
これが身体の感覚を取り戻し、外側から内側へと転換することだった。

自分で選択し、判断して、行動するができるようになる。
それが自分の人生のハンドルを、自分で持っているということだよな、と思う。

では、また。


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