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たまたま喫茶店で☕️

老婆の日常茶飯事さんの記事を読んで、何年か前に似たような事があった事を思い出しました。

上京し、最後にもう1軒寄りたい!(東京喫茶店巡りが好き♪)と、御茶ノ水駅前の喫茶店「穂高」に行き、帰りの新幹線に乗る前だったので、椅子の脇にスーツケースを置いた状態で、1人で珈琲を飲んでいた時の事です。
聖橋のすぐ近く。電車の通過する音が聴こえる喫茶店。
窓の外の、線路脇の緑の枝葉を眺めながら、ああ、もう東京とお別れだなぁ〜、寂しいなぁ〜
なんて物思いに耽りながら最後の1杯をすすっていると、
お隣の年配の男性の会話がふわりと耳に入ってきました。

当然、耳がダンボ状態になる私。
外の景色とか感傷はどこかへ。(笑)
何やらお二人は大変なクラシックファンでらして、どこかの大学の教授らしい。
若い時はシンフォニーが大好きだったが、最近はどうもうるさく感じる。そして、若い時はあまり好んで聴かなかった、弦楽四重奏などをとても心地よく感じる。
大雑把にしか覚えていませんが、そんなお話でした。

私は、背面から聞こえてくるその会話がすごく素敵で、思わずスマホでメモりました。潜入記事を書く人ってこんな感じかな。
その会話文、残念ながら、機種変した時に消えてしまったんです。(T T)

でも、あの時の感じ、空気、忘れられない。平日の昼下がり。昭和な喫茶店であんな会話のできる紳士2人。めちゃくちゃ素敵でした。
内心、あの中に入ってお話がしたい!と思いました。(アブナイ〜ヤメテー^^;)
後ろ髪を引かれながら席を立ち、
横目でチラリと見たお二人は、想像通りの上品な紳士でした❤︎

年をとっても、時々会ってあんな会話を楽しめる友人がいたらどんなにいいかしらん〜♪(男女問わず)
なんてふと思ったりした私でした。

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老婆の日常茶飯事さんの記事、凄く面白いのでよかったらご覧くださいませ。

それではまた。
最後までお読み頂き
ありがとうございました❤︎

聖橋からの景色