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「シンドラーのリスト」を視聴して。/ネタバレあり。

1993年、実話を元にアメリカで制作された映画。
監督 スティーブン・スピルバーグ
音楽 ジョン・ウィリアムズ
アカデミー作品賞など7部門を受賞。

1939年、第二次世界大戦下ポーランドはドイツ軍に侵略されていた。そこへ、実業家でナチス党員でもあるオスカー・シンドラーがやって来る。彼は、低賃金でユダヤ人を雇い自社工場で雇用して金儲けをしようと目論んでいた。しかし、ユダヤ人が次々に殺される過酷な現実を目の当たりにし戦慄を覚えた彼は、心機一転、ユダヤ人を救おうと尽力する。
ユダヤ人を金儲けの道具としか思っていなかったシンドラーの中で変化が起きたのだ。
少しでも多くのユダヤ人を救うため軍の上層部に賄賂を渡し命のリストを作るシンドラー。その甲斐あって彼の母国であるチェコへ1100人のユダヤ人を送る事が出来、自分の軍需工場で彼らを雇用する。
やがてドイツは敗戦。シンドラーは今度は戦争犯罪人として追われる立場となる。
別れの時。彼に命を救ってもらったユダヤ人達は、減刑の嘆願書を渡し感謝の気持ちを表すが、シンドラーは、もっとお金があればあと何人救えたのにと泣き崩れる。

その後シンドラーは1974年、66歳まで生きた。シンドラーに救われたユダヤ人の子孫は延べ6000人にも上り、今でもシンドラーに深い感謝の祈りを捧げている。

虐殺されたユダヤ人は600万人にものぼったという。

以上、こちらの記事を参考にさせて頂き短くまとめました。↓

私はこの映画が上映されていたころ人生最難関の頃(体調最悪だった子育て初期)で、この映画の存在すら知りませんでしたが、その後ヴァイオリン で演奏されるテーマ曲を知り、美しい旋律に感動。いつか映画を観ようと思っていました。
この度、やっと観ることができて嬉しいです。
現在Amazon primeで視聴可能です。

危険を顧みずユダヤ人の救出に汚い手を使ってでも尽力したシンドラーの功績は計り知れません。
シンドラーの内面に、人間の醜さと崇高さの両方がある事も興味深く、
人間の在り方について大いに学びを得ることが出来ました。
そして大いに泣きました。

ホロコーストを扱った映画は、他には「戦場のピアニスト」を観ましたが、どちらも人がたくさん亡くなる場面が多く、観ていて辛いです。
でも、どちらも、こういう悲劇があった事、戦争は人を狂わせるけれど人の心を失っていない人がちゃんといた事を知ることができて、観てよかったと思います。

過去がどうであれ、良心のスイッチを押す事はいつでもできる。

人の命は儚く、そして尊い。

ヒトラーや、彼に仕えた人達
のような人はいつの時代にもいますね。
政治家、官僚、医療の本質を見誤っている医師、一部の大金持ち、マスコミ、そして一般人の私達も含めて、本当に大切な事を見失わないようにしなくてはと思います。

テーマ曲の演奏は、イツァーク・パールマン。ヴァイオリン 学習者で知らない人はいないと思われる著名なバイオリニストです。

パールマンのライブ映像もたくさんありました↓


最後までお付き合い頂き
ありがとうございました❤︎

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