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子供をいい人に育てようとしすぎる事ってどうなの?

今日は、たまに行くドトールでまたみちこさん(仮名)に会い(よろしければ下記記事をご参照ください)

嬉しくなったのも束の間、
隣の隣の席の親子さんの会話が耳に入ってきて耳ダンボになり読書が進みませんでした。

小学校低学年の男の子に、お父さんがコンコンと話しています。
その内容は、いわゆる「道徳教育」的なものでした。
全てを聞き取れた訳ではありませんが、

パパは何かを諦めてしまった。今それをとても後悔している。君は諦めたらダメ。諦めたらそれで終わりなんだ。
パパ

ほぉ。いい事言う…話し方もとても優しくて、なんていいパパ♡と感心してたのですが、
やがてマリア様やキリスト様が出てきて、

自分だけが得をしようと思ってはダメ、人が嫌がる事をしてはダメ、人のために生きなくてはダメ…
パパ

と続いていき、私はだんだん苦しくなって来ました。いや、正論なんですが。

やがて、「パパ、もう帰ろう」と男の子。パパは、「そうだね」と、帰って行きました。

傍目には素晴らしいパパ。あの子にとっても、たぶん。
でも、あの子はどんな大人になるのだろう?パパがなって欲しい理想の子供、理想の大人になるだろうか?
…一抹の不安がよぎりました。

正直言いますと、「しつこい」「くどい」と感じてしまいました。(ごめんなさい、パパ。)
子供を、いい人間にしたい。その思いはとてもよくわかります。
しかしよかれと思ってする説教(のように聞こえました)。そのお陰で子供はいい大人になるのでしょうか?

こういう言い聞かせは、本当に効果があるの?…正直疑問です。

親は、責任感からなのかわからないけれど、子供にこうあるべきを要求しがち。それは、たまに、抜群のタイミングでごく短く行われた際には威力を発揮するのではないかと思われる。
しかし、長々とくどくしつこく繰り返されたなら…
私は全てが嫌になってしまいそうです。^^;

子供に、こうしたらいいよ、ああした方がいいんだよ、そうだね?と小うるさく言う事イコール、子供が自分でどうあるべきかを考える隙を与えないどころか、骨抜き人間を作ってしまう危険もあるのではないか。

つまり、そうした行為は、私に言わせれば「余計なお世話」。
しかもあんな公衆の場で、隣のおばさんにまで聞こえるようなところでするのはいかがなものか。
私はあの子がちょっと可哀想になってしまいました。

アイスクリームでも食べさせて、
「美味しいねー甘いねーママには内緒だよーでも今度ママとも来ようね」とか
そんなたわいもない会話をした方が、子供は真っ直ぐ育つのではないかと。まあこれも「余計なお世話」な訳ですが。

親は、あまり多くを語らず、自分の生き様をただ見せるのが1番。な気がします。

あなたはどう思いますか?

それではまた。
最後までお読み頂き
ありがとうございました❤︎

なお、この方の教育方針に対し苦言を呈したい訳ではなく、
あくまで私が感じた事を書いたまでですので。念の為。^^;