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クラシックよもやま話/コンサート本番で弦が切れたらどうする?

オケ本番まで1ヶ月となりました。
コンサートの時、ステージの隅に、予備のヴァイオリンがいつも置いてあります。これは、万が一ヴァイオリンの弦が切れたときの為の予備のヴァイオリン なのですが、
オケに入って10年になりますがいまだかつて誰かの楽器の弦が切れた事はありません。(調弦が大きく狂った事ならありますが😭)

それで、毎回リハーサルの時にひとりでポツンと座って?いる、そのヴァイオリンを見かけるたび、周りの人に確認しています。「もし本当に切れた時はどうするんだっけ?」と。

本来は、切れた人の隣の人が切れた人にヴァイオリンを渡し、次々にバケツリレーならぬヴァイオリンリレーをして、最後の人が、予備のヴァイオリンを使うというのが本当らしいのですが、…

それは、楽章の間にやるのか?それとも切れた瞬間にやるのかとさらに聞くと、切れたら全く弾けないから、即やると。
え、曲を弾きながらリレーするんですか‼︎そんなん無理でしょ〜💦
という話になり、「切れた本人が立って歩いて行って、予備のヴァイオリンと交換すればいいよね」という結論になんとなーく落ち着くのですが、先述したように、未だにそんな事は起こっておりません。

ちなみに、プロのソリストの方で、残った3本の弦でそのまま演奏を続けたツワモノがいたとかいないとか。(実際は1本弦がなくなると他の弦も大きく音が狂うので、不可能だと思いますが。伝説的な話なのかな?)

✳︎✳︎✳︎

ステージを立って歩く
といえば、
こんな曲を演奏したことがありました。↓

動画の1/2辺りから、演奏者が段々いなくなり、最後はヴァイオリン 奏者2人だけになるという変わった曲です。

この曲を弾いた記憶がまったくありませんが(おぃ)
立つ時恥ずかしかった記憶がだけが鮮明に残っています(笑)

それではまた。
本日もお読み頂き
ありがとうございました❤︎