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自己中心的は悪くない逆に極めたい

今、提供するメニューを増やすために
マインドフルネスコーチングを学んでいる。
全3回のカテゴリーがあって各回ごとに
修了するための課題があって、
モニターさん4人に実際にコーチングを行い
そのアンケートを提出するというものだ。

モニターさんには実際に個人事業を営んでいる方
そうではないけれど近い将来そのようにしたい
と思っている方色々な方にモニターになって
いただいた。

みなさん共通しているのは
「他者の方を幸せにしたい」ということを
自分のビジネスにしているorしたいということ。

けれどもそこでの考え方の違いもある。
すでに「まず自分が一番に幸せになるべき存在」
と認識していてそれを大前提として自分の使命感
を構築しているのと、
認識はしているけれどそのあたりが曖昧で
引け目を感じながら自分の使命感に掲げて
いるところ。

どちらが良い悪いではなくて、後者には
本当のしたいことなのかどうかというのが
危ぶまれるなと感じた。

他者に喜んでもらえたり感謝されること
は嬉しいし、それが自信につながることもある。

それができたら人生変わるだろうと思う
ところもわかる。
けれども、「自分が一番大事」というところが
曖昧なまま、「他者が喜んでくれるなら」という
思いだけで自分の使命を掲げてしまうと
「自己犠牲」にもなりかねないなと思うのです。
そして何より怖いなと思うのは、
そのままだと「本来の自分の使命」がわからないまま
になってしまうと思うのです。
本来の自分の使命がわからない=本来の自分を生きれない
ともなってしまうような感じがすごくしました。

だからなんだか聞いている方も違和感を感じずには
いられませんですか、コーチングはコンサルとは
異なるので言えても感想だけで具体的なアドヴァイス
は一切行いません。
それも良いなと私は感じています。逆にご本人への
気づきの機会になると思うのです。

気づきって言われて知ることよりも何百倍も変化の力、
治癒していく薬の要素を持っていますから。

で、そんなことを思っていたら最近図書館で借りていた
本の中にこのようなことが書いてありました。

超・自己中心主義のすすめ

悦る人生の秘訣を一言で言えば、それは「超・自己中心」であることです。
ただの自己中心ではありません。自己を超えて”自分のために誰かを幸せにしようと働きかける”ことです。自分のことを置き去りにして、自己犠牲の精神で人のために行動することは真逆です。

「超・自己中心主義」とは、全ての物事を自分のためにおこなうということ。誰かのための行動も含めて、自分のためです。全ての行動を
「してあげる」ではなく、「したくてしている」ということが大前提。


「偽」とは「人の為」と書きます。自分をおざなりにして「人のため、人のため」と生きていると、人生の中心軸から自分が抜け落ちて「偽者」の私になってしまいます。これでは悦れません。

「してあげている」という気持ちになったら、たとえ約束を反故することになったとしても、問答無用で、「自分のため」と心から思える範囲に引き下がってください。

一見無茶苦茶な理論に感じるかもしれませんが「超・自己中心」を意識すると自分の行動の見返りを相手に求めなくなります。



*「悦る」とはこの本で著者が冒頭から使用している言葉。
  ”悦”は訓読をすると「よろこぶ」と読むそうで、通常私たちが使って
  いる「喜ぶ」とでは意味が異なる。
  「喜ぶ」は自分以外の外側から「よろこべる何か」がやってきた時に
  湧いてくる感情に使うもの。
  「悦ぶ」は「自己満足」で湧いてくるよろこびの感情。前者とは違い
  ”自分の内側から湧いてくるよろこびの時に使う”言葉とのこと。

自分をよろこばせる習慣 田中克成

いや〜〜まさしく!!「偽」の行、すごくないですか??
私が感じていた違和感はその方の中心からズレていたからなのか〜と思いましたし(別にコーチング以外でも普段の生活でも自分自分の中心からのズレやセラピストの方のお仕事でクライアントさんと接している時のやり取りや周りの人のそれも感じられた時にモヤモヤします。クライアントさんとの場合はクライアントさんが聞きたいと思って言ってくださることとこちらが感じることにギャップを感じてもやる場合はセッションをより良く進めていくためにそのままこちらが感じたことをお話しします。そういう時は大抵本音でなかったりするのでセッションが有効活用できなくなる恐れがあるので)なんだか「偽」の漢字の意味を知ったら、もう簡単に「人の為」だなんて言えない…「自分のためにする」が徹底できたら怖くないですね。しかし、そこまで引き下がれるのには、やっぱり
”セルフラブ・自愛”が土台にあることが必要不可欠だなと改めて感じました。

肯認学の本物の自愛基礎講座で、この自分の中心軸からずれないこととか、引き下がるというところも網羅されているなとも感じました。


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