今日はイベント


今日は新店オープンの為のイベントでした。

私は二組のお客様の対応をしました。一組目はご自身の就活のご夫婦。二組目は来場プレゼント狙いと思しき40代前後の挙動不審な男性。

就活ご夫婦は終始奥様リードで話が進みました。

ご希望は無宗教で家族と親戚15名でのお見積り。まだまだ70代でお元気そうなお二人でした。こんなことを言ったら何ですが、親戚の参列者としてご自身のご兄弟とかもカウントしてらっしゃいましたが、だいぶ先のお話になりそうでしたので、そのうちのどなたかはご参列叶わないこともあるのかもしれないなぁ等と不謹慎な思いが脳裏をよぎりました。ご夫妻どちらかのご葬儀を想定されているのに、人数の中から、ご自分達のどちらかを差し引くということを忘れていることも、まだまだ死期を間近に感じてらっしゃらない証しだなと。

そうやってご自分たちのご葬儀の事を、他人事のように、想定したり、ああして欲しいこうして欲しいなどと考えることが出来るうちは、まだ死を実感してないって事なんだろうなと感じています。本当にこの人はそろそろ色々考えて、家族に気持ちを伝えるべきなんじゃないかと思しきご様子の方は、反対に恐ろしくて、その現実を直視できていないような気がします。

銀行口座の詳細や、財産分与の方法など、わかりやすくまとめておいた方がいいのは、明白です。でも、本当に必要そうな人はそれを何もしていないものです。私は、自分のUSBに、全ての銀行口座の詳細と保険の契約内容、携帯電話の暗証番号など急に私が消えてしまったら、家族が困りそうなことは全て文書化して残してあります。まだまだ私も自分の死を間近に感じていないからこそ出来ることだと思います。でも私が死ぬとしたら、多分不慮の事故。毎日車であちこち移動してますから。

心当たりのある方は、是非、ご自身やご家族に、他人事の様に自分の死を考えられるうちに、事務的な作業で済む、自分の後始末に必要な内容を、まとめてみることをお勧めします。


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