自分に甘く過ごす日々#2ー難病から3人子育てを振り返りみえた私の幸せ。
前回のお話はこちら↓
周りの影響をめっちゃ受けて生きていた専業主婦時代。そして、どんどん自分の心の声とは反対方向に向かって鞭を叩いて進んできた日々。
最終的に谷に落ちて、やっと自分と対話し始められました。本当の自分を表現することが怖かったし、そうしない選択をしてきた人生は私の人生ではないと私の心が叫んだんだなと自分に感謝しています。
もちろん、谷を彷徨っていた時はそんなこと微塵にも考えられませんでしたよ。
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病気を患ってから、嫌でも自分のケアをするようになり、特に鍼灸の先生には私も気がついていない様なことを教えてもらいました。
「いやー、Mayumiさんはうちに秘めるパワーがすごいんだよ。燃えたぎる情熱があるのに、なぜ表現しないの?もったいないなー。」
「Mayumiさんは感じることが得意だから、気が流れる感覚がわかるでしょう?人の不調も感じられるし、その人に必要なことがわかるね。」
言われた時は、めっちゃ体調不良だったし、「いや、私なんてそんな力ないですー。」と拒否していました。
でも、振り返ると確かにセラピストをしていた時は、学校の先生方から、「センスあるから、もっと磨いた方がいいよ。」と言われたり、お客様からも「あなたのトリートメントは本当にリラックスして不調が吹っ飛ぶわ。」と言われることが多々ありました。
その時は人の負の波動を思いっきり吸うことが辛かったから、嬉しい反面、もう辞めたいという気持ちの方が強かったけど、感覚過敏な短所は人から見たら長所に映っていたんですね。
とにかく自分に厳しいから、褒められても受け取り拒否していた私。
でも、そんな私でも奇跡的に受け取れたギフトがありました。
この病気の治療により、不可能と言われていた自然妊娠が可能になったのです。そのおかげで2人目だけでなく3人目を授かり、私の人生は一変しました。
徐々に本当の自分を隠すことができない環境になっていく。基本はポンコツなのに、完璧主義を自分に課していたので、あらよあらよとボロが出てくる。
2人、3人と子どもが増えてくると、1人では物理的に手が回らないのです。
特に年が近い下2人は同時に問題を勃発する。どちらを先に見るか瞬時に選択し、対処しているところに、遠くから長女が「ママー!!」と呼びかけてくる。
私、3人必要です。
それなのに、フルタイムの仕事を手放し、フリーランスとしてやっていこうと進もうとして、追い込む。そっちも着実に進めていきたい。フルタイムの年収と同等、むしろ、それより稼げたらと数字ばかりに目が入っていた起業当初。やりたくないことばかりをこなさないといけないと思い込んで、必死に行動に移す。
同時に、2度とない赤ちゃん時代の子育てを楽しみたいという気持ちがぶつかり合い、1人、空回る。
一体、私は何を求めているんだ。
基本興味ないことしか聞いてないし、覚えていないし、極度の忘れん坊。束縛が嫌いだから、規則とかに沿って動くのが苦手だし、自由でいたい。
社会に属すより、フリーランスとして働くという選択は私には合っていたけれど、自分にとっての幸せを見出せていなかった。そう感じます。
そんな中、末っ子を産んで出会った本。ふと、図書館に行った時に光っていて、手に取りました。
読んでみると、3人子育てしてやっとこさ気がついた子育ての醍醐味について代弁されていて、めちゃくちゃ感動しました。
デンマーク流の子育ての極意をPARENTの頭文字を使って、整理されているのですが、全てにおいて拍手喝采。
その中でもHyggeという生き方に、とても刺激を受けました。デンマークの人にとってはHyggeが生き方そのもの。心地よく過ごすことが美徳とされているのです。
そして、読み終えた時、私にとっての幸せも「心地よさ」がキーワードとなっていると気がつかされました。
私がめっちゃ幸せを感じる時は、例えばこんなこと↓
・家族との時間
・好きなものに囲まれた生活環境
・大好きな音楽を聴く
・美術館などでアートに触れる
・海や山など自然に身を置く
・海外など旅行に行く
・好きなことをしている時間
・友人と心ゆくまま話している時間
この幸せを感じることを仕事とリンクさせていけば、オンもオフも幸せだらけになるやーん。と見えてきてワクワクしながら妄想しました。
会社員時代を振り返るとこの幸せリストにどれも仕事が絡んでいない。本当にお金のため、誰かのためだけに仕事をしていたことが浮き彫りになりました。土の時代に生きていましたねー。
今、こうして心豊かでいられるのは支えてくれている旦那様がいるからなのですが、ゆるく自分のペースで好きを仕事にしていこうと動き出し、アリンコばりだけど進んでいる自分を褒めて、「凸凹の私が可愛くて大好き」って自分に言ってあげられていることがこの上なく幸せなんだなーと痛感しています。
これまでの人生、過去の私は、自分からの愛が断然足りていなかった。だから、苦しかったし、もっともっとこれじゃ足りないよ。と自分に厳しくなってしまっていた。
今は過去の自分にもたっぷり愛を注いで、ゆるふわにご褒美人生を生きていくよって自分と約束中。もうお尻を叩くことはなくなりそうです。
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Mayumi🦩
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