見出し画像

エディタースクール

こんにちは!
mayumiです。
今日は、司法書士になる夢を諦めた後のお話です。

本を作る人になるにはどうしたらいいのかな、と調べていたところ、
水道橋の「日本エディタースクール」にたどり着きました。
編集や校正の基本を勉強する、いわゆる職業訓練学校です。

校正者になるために

ちょうど校正者養成専門コース(昼間部)というコースがまだ始まったばかりで、そのときは、どちらかというと興味本位で入学しました。

校正って間違い探しみたいなものでしょ。
甘い考えを持っていたわたしは、入学後すぐにショックを受けました。

  • 語彙力がなさすぎて、間違いを見つけることができない(たとえば、「的を射る」という言葉、「的を得る」だと思っていました。お恥ずかしい。)

  • 漢字が書けない・読めない(後日、漢字検定2級の勉強をして、なんとか新聞に載っている漢字の読み書きは、できるようになりました。)

  • 赤字照合もまともにできない

クラスは10人程度の少人数で、先生に指名されても正解が言えず、とても恥ずかしいと思ったのを覚えています。

誤植がひとつでも残っていたら、0点だよ、と先生がおっしゃっていました。
最近、webライター講座でも勉強しましたが、たったひとつ数字を間違えただけで、企業にとって大きな損害につながることもあります。
とても責任のある仕事なのだなと、気持ちを入れ替えました。

校正と校閲の違い

表記の誤りを修正するのが校正
内容の誤りを修正するのが校閲

校正記号、編集の基本、印刷用語、文法や漢字などを勉強しながら、実際に原稿とゲラ(校正刷り)を照らし合わせ、赤字と鉛筆で疑問出しをしていきます。組版ソフトInDesignで、雑誌のページを作ってみるという授業もあり、スクールに通うのは楽しかったです。

赤字と鉛筆のちがい
赤字は原稿と違っている箇所など、明らかな間違いのとき入れます。
鉛筆で疑問出しをするときは、日本語がおかしいと感じたり、内容に関して間違っているのでは?と思うところに入れます。

校閲で気づいたところを、鉛筆で疑問出ししていきます。
この校閲がとても難しく、長い間悩まされることになるとは、この時はまったく気づいていませんでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?