見出し画像

勿体ないとモノを増やし過ぎると、最後にお金を払うことになるかも。

こんにちは。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

一昨日は実家にタケノコと玉ねぎを持って行って、りんごとチーズケーキを貰って帰ってきました(笑)
実家って、持って行った量と同じぐらいお土産を貰っちゃいますよね。

* * *

「暮らしとうつわ」の仕事ですが、全然整理収納アドバイザーとしての宣伝も営業もせず、そりゃ仕事来ないわなって話なんですけど、この「物で溢れている家を片付けて、快適な暮らしを実現し、ゴミを増やさず再利用する」という仕組みは面白いものの、実際に「物で溢れている家」を問題と思っている人って意外と少ないんですよね。

というのもなぜか人は永遠に自分たちが生き続けるものと思っているから。

病気になって、自分の命に限りがあると気付いてしまった人は、粛々と身辺整理を行われている印象があります。

以前にもnoteに書いたことがあるんですが、母方の祖母が亡くなった際、家を片付けに行くと、お風呂場まで物が溢れるほどモノ・モノ・モノでした。
祖母は母が幼いころに蒸発していて、亡くなる数日前に再会できたものの、祖母の家にはもちろん誰も行ったことがなかったんですね。
(行っていればもう少しマシだっただろうに。)

生前、どなたかと一緒に住んでいて、その方が先に亡くなって、祖母がひとりで住んでいたんですけど、やはり淋しかったんでしょうね。
通信販売の営業マンに感情移入をしてしまい、いろんなものを買わされていました。なぜそれが分かったかというと、その営業マンからのハガキがあって、「今月も成績が厳しくて・・。よろしくお願いします。」といった感じのコメントが書かれていました。

幼い子供を残して家を出て、それから数十年。いろんなことがあったんだと思います。自分の家族に出来なかったことを、他人を救うことで気持ちを慰めていたのかな・・。

という感傷も、目の前にあるモノ・モノ・モノを前にして、「いかん、いかん。早く片付けんと!」と親戚一同てんやわんやで片付けました。

男性陣は家具を小さく壊して、ひもで束ねて外へ。
母たちは写真とか、書類とか、残すもの、捨てるものを判断。
わたしたちは、とりあえずゴミ袋に次々とモノを放り込んでいく。

本当に大変な作業でした。
皆、仕事があるため、土日の休みしか時間がありません。
朝から夕方まで親戚総出で作業しました。

この経験から、わたしの母は「子ども達に迷惑かけたくない。」との思いで、出来る限りモノを増やさないようにして生活しています。
引っ越しを機に、大きい家具は廃棄しました。

同じ団地の友達の家に行くと、大きい家具に、大きい冷蔵庫にと圧迫感を感じると母は言います。

わたしと母は「片付けるとき、大変なのにね。」といつも言っています。

体力的にももちろん大変ですが、今やゴミを捨てるにはお金が必要になります。

母は、「自分が生きているうちにモノを減らすか、処分するお金を準備しておくかせんと家族に迷惑がかかる。」と言っています。

でも、これって実際に体験した人でないと実感がわかないんですよね。
残念ながら。

家一軒分の粗大ごみ。
想像しただけでぞっとします。
また、古い家の片づけとなると、Gがあちこちから出てきます。
するとどんどん片付けるのが怖くなってきます。

そんな負の遺産を残されないように、実家や祖父母宅を定期的に片付けるか、業者へ依頼する用のお金を残してもらうようにしてもらってください。

* * *

っていうおどしの広告(営業)をうつのもどうなんかな?なんて思って、なかなか動けていない現状です(笑)

人に関心を持ってもらったり、行動を起こしてもらうには「不安をあおる」のが一番効果的なんだろうけど、それはわたしの中でちょっと違う気がして。

他にいい方法がないかなとボンヤリ考えつつ(笑)

ちなみに、片付けの費用の目安はこちら。

引用:オコマリブログ様HPより

ここに処分(廃棄)費用とエアコンの取り外しや庭木の伐採などの費用が追加されます。

いやぁ~。これを見ると、コツコツ処分費用を貯めるより、コツコツモノを減らしていった方がいいような気がしてきますね。

上記は一例なので、業者によって価格は違いますし、悪徳業者もいるようですので、業者へ依頼される場合は必ず見積書を取るようにしてくださいね。

市などの自治体のごみ収集も、大量のゴミの場合は事前に収集の連絡が必要となります。
こちらも市に問い合わせるなどして事前に確認をお願いします。


いただいたサポートは、癒しの珈琲代に使わせていただきます♡