立秋と人生のご褒美タイム
こんばんは。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
今日は立秋です。
しかしなんだか最近蒸し暑くなりましたね。
大阪は本当に暑くて、体が萎むかと思うぐらい汗をかきまして、東京へ戻って『やっぱり東京の方が涼しいわ。』と思ったのも束の間、大阪の蒸し暑さを連れて帰ってきたのか、ここ数日蒸す暑い日が続いております。
大阪帰省は、急に決めたこともあり、実家に帰る以外は特に予定を入れなかったものの、いつもの友達がなんだかんだと相手をしてくれて、ご近所さんも帰省を大歓迎してくれて、にぎやかな帰省となりました。
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実家の母が、柔道の阿部詩選手の号泣について「あれはあかんわ。みっともない。」と言ったので、『彼女(彼)たちは、このオリンピックで金メダルを取るために並々ならぬ努力をしてきたんやから、わたし達一般人が計り知れない苦労があったんやと思うで。だから、わたしらがあーだ、こーだ言う資格はないと思うよ。』と窘めた。
母は基本はすごくフラットなモノの考え方をする人だし、尊敬しているけれど、やはりテレビしか見ない(ネットは見ない)ので、思考が偏る時がある。すべてが全てではないけれど。
わたし達はエアコンの効いた部屋で最終結果だけを見ているのであって、それまでのプロセスを見ていないんだから、勝っても負けても、そこは『お疲れさまでした。よく頑張りました。』でいいんじゃないかなって思う。
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お姉さん的存在Mさんと晩御飯を一緒に食べた。
いろんな話を聞いていると、小さな町の”村社会”って難しいなって思った。
わたしは基本的に”村社会”というものに馴染めない性格なので、『無理やわ。』って思うのですが、周りと協調して物事を進めていくのがやっぱり正しい道なんだろうか。
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同い年のお友達Hさんとモーニングを食べた。
Hさんの周りは子供のいる友達ばかりで、集まっても周りは子供の話ばかりで、子どもがいない身にとっては居場所がないというか、心が沈むばかりと言う。
わたしにもその気持ちは分かる。
こどもが産めなかったという傷は、もうほとんど痛みは感じず、時々古傷が痛むような感覚があるのみで、日常生活には支障がない。
しかし普段から子育て世帯に囲まれているHさんの傷は、乾くことなくずっとグジュグジュと膿んでしまっている。
だから、わたしと会うとほっとするという。
そういう愚痴も言えるし、子育ての話題ももちろん出ないから。
今回も忙しい中時間を作ってくれて、くだらない話に二人で大笑いしながら楽しい時間を過ごせた。
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2泊3日で家を留守にしている間、夫が愛犬のお世話をしてくれて、お互いに自由時間を満喫することができた。
わたしは普段、夫がいない日に自分時間を満喫しているが、夫が休みの時はわたしがいるので、たまにはこうして別々の休日を過ごすというのも夫婦円満の秘訣だと改めて思う。
家に帰ると、お互いに3日間の出来事を話し合って、会話を、コミュニケーションを楽しめた。
それに、3日の自由時間を貰えたということで、夫に感謝の気持ちも芽生える。だから、これからもこういう時間を適度に設けて行きたい。
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大阪にいた時は、『妻はこうでなければいけない。』という自分ルールにはまっていた。
そして、その時の自分と今の自分の考え方が変わったということに気が付いた。
Mさんに『東京も住めば都で、楽しいし、便利だし、もう1年延長ってなっても嬉しいぐらい。出来ることなら、東京と大阪の二拠点生活がしたい。』と言うと、Mさんは「そんな、家の事があるのに。」と言った。
前のわたしなら、同じことを思ったと思う。
『主婦なんだから、家の事を疎かにしてはいけない』って。
でも今は違う。
もちろん家にいる時は家の事をするけれど、年に数日、数週間、何日か分からないけど、もし仕事なり趣味なり、一人時間が欲しかったら、そこは夫に相談して「主婦休暇」を貰おうと思っている。
夫がもし「夫休暇」を申し出たら、それもきちんと認める。
そんな夫婦関係が、今の時代に合っているんじゃないかなって。
そういう夫婦があってもいいんじゃないかって。
東京に来て、そう思うようになった。
できるだけ『〇〇だからできない。』って思いこむのは辞めにして、どうしたらできるかな?って考える思考を持ちたい。
今の仕事も、一緒に仕事をしていた人が辞めてしまって正直暇だけど、暇な時間を有効に使おうと思って、調べものをしたり、いろいろと手を動かして作業したりして有意義に過ごしている。
そして、そういう時間を与えてもらったんだとプラスに考えることにした。
明日仕事に行ったら、明後日から夏休み。
特に予定は入れていないけど、小田原の畑に行ったり、花火大会へ行ったり、本を読んだりしてゆっくり過ごそう。
気温が落ち着いて、過ごしやすくなったら、東京にいる間にいろんなところへ出掛けてみようと思う。
東京生活の2年間は、「人生のご褒美タイム」だから^^
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