本と鹿とハンバーガー
昨日の午後、社会福祉協議会さんのご紹介で、他校区で地域コミュニティ(カフェ&図書室)をされている方が本を取りに来てくださいました。
男性の方お二人で、年の頃なら60代。
定年退職して数年といったところでしょうか。
すごく感じの良い方で、人当たりも柔らかく、頭もまだまだ柔らかい。
事前に並べておいた本を見て、「どのくらい持って帰っていいんですか?」と仰るので『お好きなだけどーぞ』と言うと、「じゃぁ、全部いただきたいです。」と全部持って帰ってくれました。
もちろん、寄付していただいた本の中から、自分の図書館に置きたいものは抜き、ご近所の方にも分け、最終段階で残っている本たちでしたし、我が家の玄関やリビングを占領して困っていたこともあり、どーぞどーぞで持って帰っていただいた。
よほど状態が悪いものを除いて、ほぼ色んなところに引き取られていった本たち。
また新しい出会いがきっとありますね😊
そして、わざわざ菓子折りまで持ってきていただいて、うちだけじゃ食べきれないのでご近所に配りました。
で、マダムAさんちに行くと「ちょうどよかった。今Mさんが来てるのよ。」と畑をされているMさんとお会いした。
これまで何度かお話ししたことはあるものの、畑について詳しく話していなかったので、この度、市民農園の区画を増やす話をした。
「畑は趣味程度にやるのが1番よ」と開口一番辛口意見が飛び出しましたが、これもMさん流の愛情。
『ブルーベリーもやられてるんですよね?』と聞くと、「鹿にやられてあかんわ」と仰ってました。
以前何かで読んだんですが、山(森)と人間界の境界線が無くなっているから動物達が山から下りてくるとな。
その境界線を作るには、山(森)の中をきちんと手入れする必要があるんだと。
そうすることで、山の中の状態が良くなり、動物達はわざわざ人間界に下りなくても豊富な食糧にありつけるという話だったと思う。
せっかく育てた作物を根こそぎやられるのも嫌やけど、お互いにちょうどいい秘策があればいいのになー。
* * *
今日は出勤日で、何も考えずお昼にハンバーガー屋さんに行ってしまったけど、なんか美味しく感じなくて、『あぁー体に悪いなぁー』と罪悪感を覚えた。
オフィスビルの中にある店で、お昼休みとなるとごった返してる。
『みんな、体に悪いよー』なんて同じもの食べながら思った。
当たり前だった世界から抜け出したいと思うと、それまでいた世界が異様に見えるのなんでだろう。
いただいたサポートは、癒しの珈琲代に使わせていただきます♡