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ヨハネの黙示録

この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。

口語訳 ヨハネの黙示録1章3

【天からの7つの宣言 7 】

・第七の宣言:神の激しい怒り

17 また、もうひとりの御使が、天の聖所から出てきたが、彼もまた鋭いかまを持っていた。

18さらに、もうひとりの御使で、火を支配する権威を持っている者が、祭壇から出てきて、鋭いかまを持つ御使にむかい、大声で言った、「その鋭いかまを地に入れて、地のぶどうのふさを刈り集めなさい。ぶどうの実がすでに熟しているから」。

19 そこで、御使はそのかまを地に投げ入れて、地のぶどうを刈り集め、神の激しい怒りの大きな酒ぶねに投げ込んだ。

20 そして、その酒ぶねが都の外で踏まれた。すると、血が酒ぶねから流れ出て、馬のくつわにとどくほどになり、一千六百丁にわたってひろがった。

 ヨハネの黙示録14:17-20

つづく

第七の宣言は、罪人たちの刈り取りです。火を支配する権威を持った天使が祭壇から出てきて、鋭いかまを持った天使に刈り取りを懇願します。かまを持った天使は実行します。

19節の酒ぶねに投げ入れるとは、神の裁きの象徴です。神の怒りの内容は、「鉢のさばき」にでてきます。

20節、「血が酒ぶねから流れ出て、馬のくつわにとどくほどになり、一千六百丁にわたってひろがった。」これは、ハルマゲドンの戦いの結果の描写です。

「酒ぶねが都の外で踏まれた」は、エルサレムの外での裁きをさしています。オリーブ山と城壁の間のあるヨシャパテの谷(ケデロンの谷)で実行され、ぶどうではなく大量の血が流れ出ます。その血は、馬のくつわに届くほどになり、血が流れて行く長さは、約300キロにも及びます。

 

神様は、福音を聞いても信じない人の上に、「不法の者が来るのは、サタンの働きによるのであって、あらゆる偽りの力と、しるしと、不思議と、また、あらゆる不義の惑わしとを、滅ぶべき者どもに対して行うためである。彼らが滅びるのは、自分らの救となるべき真理に対する愛を受けいれなかった報いである。そこで神は、彼らが偽りを信じるように、迷わす力を送り、こうして、真理を信じないで不義を喜んでいたすべての人を、さばくのである。」2テサロニケ2:9-12

イエス・キリストを拒否し続けるなら、偽りを信じるように迷わす力をその人に送ると言われています。

「恐るべき者がだれであるか、教えてあげよう。殺したあとで、更に地獄に投げ込む権威のあるかたを恐れなさい。そうだ、あなたがたに言っておくが、そのかたを恐れなさい。」ルカ12:5

 

記事を見てくださりありがとうございます。聖書の中で唯一、祝福が約束されているヨハネの黙示録を投稿していきたいと思っています。今後とも長いお付き合いになるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

※記事に使用している聖句は、日本聖書協会発行の口語訳聖書。
新約1954年版、旧約1955年版は2005年に著作権保護期間が終了している。

聖書絵本を全国の書店に並べられることが夢です。沢山の人々にまことの神を知ってもらいたいとの思いで作成しました。神の働きにサポートしていただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。