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夫婦有給休暇案件

気づけば10月も終わってしまう…
この間、「くるりのえいが」観に行くことができました。
平日に夫婦で合わせて有給休暇を取り(夫もくるりが好きなのだが、この映画は映画館で見る!アマプラではもったいない!と私が誘った)用意が整った。

思えば夫婦だけで出かける機会もほとんどなくなった。思い返せば、スラムダンクの映画を見に行った時以来だ。つまり、映画を見に行く際に限られる(今のところ)。

お昼ご飯には、久しぶりにイタリアンレストランでランチ。
結婚前、夫の住んでいた地域にあったイタリアンレストランの系列店がたまたまあったから、ここにしよう!と。

「うんうん、サラダのドレッシング、この味だよねーーー!
…とはならないね笑」

そりゃもう4年ほど前だもの。

でもおいしくて満足度高かったなぁ。

敢えて言うが、これは「デート」ではなかった。
「一緒に出かけた」「同じ映画を観た」
それ以上でもそれ以下でもない。
というのが、私の感じたこと。

子供の父母になり、その変化は、受け入れて良いものだと私は思っている。
いつまでも「恋人感」「たまにはデート❤️」という雰囲気にこだわりすぎることによって失われたり、気持ち的についていけなくなってりすることもある。そっちの方が辛いかなと思ったりした。

助手席に座るのは、新鮮だった。
その日の保育園のお迎えの時、娘を後部座席のチャイルドシートに乗せた後、私が遊びで助手席に座ってみた。
娘は「ん?」という顔をして、
「あ、今日はそっちなのね」と、受け入れた様子だった。面白かった。

肝心の映画の感想は、もう、素晴らしすぎて。
0から1が生まれる瞬間、
いつも聴いているアルバムの曲の誕生の瞬間。裏側。
見せていただいて良いんですか…?別途お金払います…と思っちゃうくらい贅沢な約2時間だった。

買った映画のパンフレットを、なかなか娘の寝かしつけによる寝落ちで読めずにいたが、先程ようやく読めた。

くるりのアルバムの時系列のディスコグラフィーと解説文だけで、ご飯三杯はいける。

初期〜中期の、多感な時期によく聴いていたアルバムを歌詞カード見ながら曲順に聴いたら、しばらく動けなくなるくらい
「ぐわっと」なるだろうなぁ。

私が思う「ぐわっと」という表現は
心揺さぶられる、嗅覚とか色んなものを総動員して当時のことが思い出される、懐かしくも恥ずかしくなる、などの意味も込められていて。

その作業、やりたいようで、やりたくないかもしれない。

「ぐわっと」する暇も、余裕も、育児に仕事に追われていて最近はなかった。

でもあの映画の2時間は、とても貴重だった。

くるり、ありがとう。


打って変わって今日は
娘の大好きなアンパンマンミュージカル「まもれ!黄金の炎」を観てきた。

アンパンマンも、いつもありがとう。
最高だよ。宙に浮いてアンパンチで登場。
少し背の小さいカバオくんにも目線を合わせてしゃがむほど優しくて。素晴らしいね。

私の住む地域にも、たくさんのアンパンマン沼にハマった子供たちがいるんだなと実感した。

一ファンとして、アンパンマン市場を盛り上げていくことにしよう
(クリスマスプレゼント、何の(アンパンマンの)おもちゃが良いかな〜〜)

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