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ズタボロの年を脱して風の時代へ

みなさん、こんにちは。メリークリスマス。
2020年が終わろうとしています。いかがお過ごしですか?

なんという年だったんでしょうね。
去年の今ごろ考えていたことを思い起こしてみると
なんだか、それだけで笑っちゃいます。
やる気満々だった2019末。
今もパワーフルスロットルであることに変わりはないけれど
それでも今ここにいる私は、365日分以上に歳をとった気がします。

世界中すべての人が、同じ敵に立ち向かった今年。
こんなことが起こるなんて、想像もしていませんでしたよね。
宇宙戦争とか、地球滅亡とか、そういうレベルのことが起きない限り、
全世界が同じ方向を向くなんてこと、あり得ないと思ってた。
大変な状況を過ごしている人も多い中でこんなこと言うのも恐縮ですが

人生ってほんと、何が起こるか予測不能

です。

ですが、ここ最近メディアをにぎわせている

風の時代

というワードを耳にした時、
(しいたけ.占い以外は正直、あまり重要視してないんですが)
なるほどねぇ、なるほど。と思ったのでした。
「風の時代」を、みなさん、ご存知でした?
なんでも、占星術的な観点からの大きな変動だそうで、
水星と土星が重なって「グレートコンジャクション」なるものを起こし
それが水瓶座のテリトリー内だということから
水瓶座的、つまり、自由で自立してて好きに生きていく(ざっくりですが……)スタイルがこれからの200年間の主流になるんだそうです。

なんのこっちゃ

と、正直思わないでもなかったのですが、
ただ、モノは言いよう、考えよう。
私のいちばん身近にいる水瓶座といえば、家の人なんですが、
本当に自由、本当に平平淡々、うらやましいくらい自分の人生を生きている人だなぁと日々、思います。
本人にしてみれば、新卒で入った会社にそのままコツコツと20年も勤めているんだから
嫌なことやしんどいことは、一つや二つではなかったぞと反論したいところでしょうが、
それでも、水瓶座特有の風っぽさ&ネコっぽさは、
前の前のさまざまな面白いことに翻弄されて追いすがり、
執着が捨てられずに欲張ってしまう蠍座(私)からしてみると憧れです。

誰にとっても、性格を変えたり働き方のスタイルを変えたりするのは難しいことですが、
今という時に限っていえば、
そんなことも言ってられないんじゃない?と思います。

今、変わらなくていつ変わるの?

ではないでしょうか。

昨年、執着心の強い昭和な私としてはかなり思い切って
長年勤めた会社を辞めたのですが、
お世話になったその出版社は今年、早期退職制度を実施して
元同僚たちがホイホイと(いや、そんなに簡単ではなかったでしょうが)それにのって辞めました。
また、今年離婚を決めた友人もいるし、その逆もいます。
移住しちゃった友だちも大勢いるし、
このご時世に新しい店をオープンした頼もしき料理人たちもいっぱい!

今年の新規オープン店については、みなさんにもお伝えせずにはいられないので
ここにちょこっとご紹介します。
どこも、「このご時世」なんて言葉の入る余地がないくらい
前向きでパワーみなぎる素敵なお店ばかりです。

L'ARGENT(ラルジャン)
https://largent.tokyo/

unis(ユニ)
https://unis-anniversary.com/

桃仙閣 東京(とうせんかく とうきょう)
https://tousenkaku-tokyo.com/

the Upper(アッパー)
https://the-upper.jp/

やきとり陽火(はるか)
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131602/13247688/

創和堂(そうわどう)
https://sakai-shokai.jp/

そして来月にはついにここがオープンします。
maison kei(メゾンケイ)
https://www.maisonkei.jp/

***

今年は非常にハードでしたし、
ほとんどの人たちにとっては、今も猛烈にしんどいかもしれません。
私も、いまだに自分のテンポをつかめず、
目まぐるしく変わるクライアントの状況に、一生懸命食らいついていく日々です。
しかし、それでもいつもと同じように年は明けますし、新たな時代への突入でもあるという。

ズタボロになった自分には美味しい料理でもサービスして慰めてあげ、
早く風にでも水にでもなって、するりと2021にダイブしませんか?
誰よりも先に涼しい顔になれた人から
新しい時代はやってくるような気がしています。

#風の時代 #レストラン #COMEMO

フードトレンドのエディター・ディレクター。 「美味しいもの」の裏や周りにくっついているストーリーや“事情”を読み解き、お伝えしたいと思っています。