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リベンジオーディション。

(この間オーディションを受けた日に書いた日記をあげてみます)

とあるオーディション。

父母は仕事で鹿児島におり、南州神社の写真とともに応援メッセージを送ってくれた。

めちゃくちゃパワーが出た。

そのことをTwitterでもつぶやいたら、思いがけず鹿児島繋がりのフォロワーの方や附属の懐かしの後輩からも応援メッセージいただいたりと、更にパワーが出た。

私は何度かこの団体のオーディションを受けており、2年ぶりのリベンジとなる。

情けないことに、実は少し前から喉が酷く腫れ上がってしまい、耳鼻科に喉風邪と診断を受け、薬を飲んでいたのだが、そのことを先方に申し上げると、ご厚意に甘え日時をずらしていただくこととなった。
当日も腫れは完全にはひかず、今までこんなことはなかったので少し心配であったが、なんとか実技審査を終えることができた。

そして、さまざまな質問を受けた。
作品のことや私自身のこと。
何個かの質問の中から、
「2年前から変わったことはありますか?」と質問を受けた。
過去のことを遡って話してたら、何故かぽろぽろ涙が出ていた。「あー恥ずかしい恥ずかしい。とまってくれー」そう思いながらぽろぽろとまらなかった。

まず、はじめに浮かんだのが、大学卒業してから大変お世話になった事務所、舞プロモーションを離れたことだった。
(このこともいつかnoteに書こうかしら。)

2年前も同じ場所で受けたオーディション。
鮮明に覚えている。
何をしたか、何を話したか。逐一覚えている笑
私は今までオーディションノートというのをつけており、受ける度に逐一メモをしている。
それを眺めては次のオーディションに生かしたり、励みにしたりする。

あの2年前から色々あったことを思い出す。
コロナで舞台公演がどんどん中止になっていったこと。
そもそもその中で舞台をやる意義を考えさせられたこと。
「このまま俳優やっていても売れない。難しい。このままで本当にいいのか。俳優以外の職を考えてみたらどうか?今は受け入れられないかもしれないが、頭の片隅に入れておいて」とアドバイスいただき真剣に悩んだこと。
「でも舞台やりたいんでしょ?自分の気持ちを大切にしたら。」とお声がけいただいたこと。

色々なことがあって今日という日を迎えられた。

オーディション終えた後、あまりにも恥ずかしく、誰かに言わないと何とも自分の気持ちがおさまらず、思わず母にすぐ電話した。

母は「そうかそうか。今度から泣かなければいい。人事を尽くして天命を待つ。」とわりとさっぱりな返答。何だか肝が据わっている。

終わったことは仕方ない。
結果どうなるかわからないが、私なりに精一杯その日を俳優として生きた。

天命を待つ。

父母が送ってくれた写真
南州神社 お墓
うっすら桜島
鹿児島また行きたいな

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