講習会で聞いた登山中の悩み(リアルな声)
先週末は2つ講習会の講師をさせていただきました。
6月25日は国立登山研修所主催の「安全登山サテライトセミナー」で名古屋に行きました。そして翌日26日はクラブツーリズム主催の「富士登山を目指す!〜高山病セミナー〜」、こちらはオンラインにて開催でした。
講習会は私にとってもとてもいい勉強になります。なぜなら、登山者のリアルな悩みや意見をお聞きできるからです。登山者の悩みを聞いた大規模なアンケート調査ももちろん有益ですが、集計されたデータでは読み取れない内容もたくさんあります。
例えば、「下りで膝が痛い」というのはたくさんの登山者が悩んでいることですが、どのような場面で膝のどの部分が痛くなり、それを防ぐためにどのようなことをしているか・・・など具体的なことはやっぱり直接聞くしかないと思っています。それを聞けるのがリアルな場面なのです。
講習会で質問いただいた内容は、もしかしたら他の皆さんも同様に悩んでいるかもしれないので、会場で出たご質問とそれに対する私の回答を紹介します!
安全登山サテライトセミナー@名古屋
「登山の運動生理学〜夏山シーズン到来!いまから始める登山のためのトレーニングと山での実践〜」という内容で話をさせていただきました。今回は会場に70名ほどの方、オンラインで200名ほどの方がご参加されていたとのことです。対面とオンラインというハイブリッド開催!どんどん新しいことに挑戦させる登山研修所のスタッフの方には大変感謝しております。
富士登山を目指す!高山病セミナー
クラブツーリズムさんでの高山病セミナーは、6年ほど前から関わらせていただいています。毎年たくさんの方が富士登山ツアーに参加されて、登頂を目指されていますが、ほとんどの方が高山病に対する不安を抱えていることがわかります。富士山吉田口8合目の救護所を訪れている方の8割が高山病という現状からも、実際の登山中に高山病を発症してしまう割合も少なくありません。
これってなぜ?どうしたらいいの?そんな疑問を持つことはとても大事なことです。そしてその解決方法を探すことがさらに重要。疑問点などありましたら、ご連絡いただけたら嬉しいです。一緒に解決していきましょう!!
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