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〜恋愛依存症の克服方法〜⑥信じる勇気と離れる勇気

恋愛依存症の皆さん、苦しい恋愛を繰り返している皆さん、自分の望みに反して孤独が続いている皆さんに、根本的に必要なこと。また、恋愛依存症を克服できた今の私が、今なお苦しい状況下にいる皆さんにも、過去の自分にも伝えたいこと。
それは、、、

「もっともっと、自分には力があるのだと信じてください。そして、苦しみを感じる相手とその状況から、自らの足で離れる勇気を持ってください。」

です。
皆さんにとっての心からの本当の望みは何ですか?
苦しくて悲しくて寂しい思いをしながら生きるのが本当の望みですか?
このブログに関心を持って読んでくださっている方は、結婚という形であれ、パートナーという形であれ、その形式には関係なく、ただ純粋に『愛し愛される人と、いつでも安心して幸せに暮らしたい』と望んでいらっしゃるはずです。
愛と幸せに満ちた人生を望むことって、とても素敵なことですし、いたって自然のことですよね。なおかつ、私たちはみんな、現実を創り出す創造主なのですから、純粋に望めば望むほど、それを形にできる力を持っているわけです。



でも、過去の私はこうでした。
恋愛をしていない時の私は、自分の本当の望みをどこまでも自由に思い描くことができました。
「いつも私を大切にして愛してくれる素敵な男性と結婚して、暖かで平和で幸せに包まれた人生を送りたい」素直にそう望めていました。
しかし、はたまた誰かと恋愛関係になると、その望みはねじ曲げられ、もしくは封印され、心の奥深くに仕舞い込んでしまうのでした。
なぜならば、、私の場合、相手からの愛や幸せを感じられる期間はほんの束の間。私への愛が冷めてきているんじゃないかと匂わせるような出来事や、それを嗅ぎつける女の勘が働き始めたとたん、相手を疑ったり、監視したりして、寝ても覚めても相手のことで頭がいっぱいになるという泥沼にハマりました。
そんな状況の中、少しでも相手が私に優しい言動をしてくれたり、私と一緒に過ごす時間をつくってくれたり、肉体関係を結ぶたびに、「やっぱり彼は私を愛してくれてたんだ」と、涙が出るほどほっとして安心したり、相手に愛されている自分に満足したりしました。
そして、麻痺していくのです。どんどんと。
さらに相手の愛が薄れていっているように感じる出来事が次々と起こります。メッセージを既読無視され、数日間の音信不通、ついには何ヶ月も音信不通になったり、「あっ、ごめん忙しかったから」だけで不安だった気持ちをあっさりと片付けられてしまったり。都合のいい時だけ呼び出されたり、私の家に来られたり。などなど。
もう、ここまできたら、完全に都合のいい女だし、大切になんてされていないし、ましてや愛されてなどいないはずなのに、「ああ、よかった。連絡が来て」と安心し、せっせとこしらえた手料理で彼をもてなし、セックスまでできるという一大特典まで与えて、「やっぱり、彼の愛はまだ私にあったんだ」と、ぬか喜び。
ほんの一瞬だけ、心が温まるような幸せなひとときを味わうことができるけど、またすぐに寂しくなるし苦しくなる。
そういうことを繰り返すうちに、だんだんと「この彼と結ばれることが私の幸せなんだ」「彼がしたくないなら、私だって結婚という形に囚われなくても大丈夫。どんな形でもいいから、この彼とずっと一緒に居れれば幸せなの」みたいに、その相手への執着をベースとした望みが、まるで本当の願いかのようにすり替わっていくのでした。
そして、「ねえ、私って、私を大切にして愛してくれる人と結婚して、ずっと幸せと安心の中で生きることが望みじゃなかったっけ?」という心の声が聞こえてくる度に、葛藤するのです。
どう考えたって、彼に大切にされていないし、愛されていないことにも、うすうす気が付いているのに、自分に対しても意固地になり、「いや、絶対にこの人とじゃないとダメなの!」と、心の声をねじ伏せ、再び心の奥深くに隠し込んでしまうのでした。



現在、まさしく恋愛相手に執着してる人、恋愛自体に依存している人は、過去の私と同じような状態にあるのではないでしょうか?
ほら、皆さんの本当の望みは何でしたか?
このまま、まやかしの幸せに身を置き続けて、本当に良いのですか?
苦しい現実に居座り続けることも、勇気を出してそこから離れることも、あなたの選択です。
かく言う私も、その一歩を踏み出して離れることが、怖くて怖くてたまりませんでした。
「こんなに愛しい人は、もう二度と現れないかもしれない。それなのに、彼と幸せになれるかもしれないチャンスを自ら手放すなんて。いや、こんなにも愛している人を自ら失うなんて。そんなこと、私には絶対に出来ないわぁぁぁぁ〜。」と、相手の気持ちや状況が好転することに微かな希望を抱きながら、ひたすら苦しみと辛さにに耐え、彼が再びたくさんの愛情を注いでくれるのを、待って待って待ち続けましたから。
でも、その先に幸せが現れたことなんぞ、一度もありませんでした。



だからこそ、皆さんが抱いているであろう恐怖や不安の気持ち、痛いほどよく分かります。
離れると決断するには心の痛みが伴います。
離れた後には、ご飯が食べられなくなったり、眠れなくなったり、仕事もできないほど床に伏せるかもしれません。
でも、現実は誰が創っていましたか?
それは紛れもなく、皆さんご自身です。
ご自分の中に、底知れない創造性の力があることを思い出し、ご自身を信じる勇気を持ってください。
そして、苦しみを感じる相手、苦しみを感じる環境から、自らの足で離れる勇気を持ってください。
そうやって、皆さんが本来の自分に戻り、先に紹介した恋愛依存症の克服方法でも良いし、他の方法でも良いから、苦しい現実を創造することをストップし、再び本当の望みを素直に抱いてください。
必ずや、新しい最高の相手との最高に幸せな現実が、あなたの目の前に繰り広げられますから。
一人でも多くの方が、愛する人と暖かで平和で幸せな人生を送れますよう、心からお祈りしています。
元超恋愛依存症だった私より、愛を込めて。

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