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歌の波

子どもの頃の私にとっての歌は、コミュニケーションが苦手な私の表現ツールであり、言葉を人に伝える一番好きな方法だった。歌にしてしまえば、うまくいかない言葉のコミュニケーションも、全て一気に伝わる気がしていた。 小学生から高校生まで合唱団に入っていた。大学では聖歌隊に入って、人と声をあわせることをしてきた。合唱は、とても面白くて、自分の声と人の声をあわせて大きな音のうねりを作るイメージ、私は時々音の波ができる瞬間が好きだった。 仕事をはじめて、合唱はやめてしまった。 仕事をし

    • アンという名の少女

      子どもの時に、祖父母から赤毛のアンの本をプレゼントされた。シリーズ全てを誕生日とクリスマスの2回に分けてもらった。読書が大好きだったから、夜中までベッドの中で読み耽った。 アンという名の少女という海外ドラマがあり、もう何度も繰り返し見ている。本とは違うけど、とてもうまく作られていて、どの話を見ても涙が出てくる。 大人になると、見る視点が変わってくるからなのか、マシューの話す言葉が印象的。 アンを引き取るかマリラと会話してる時に、マリラが「あんな子は役に立たない」と言う。

      • どんな自分でもOKでいられる場所

        人生の最期に、人が自分に向き合って、自分の本当の気持ちに素直になる、という場面に何度か立ち会ったことがある。 とても困難な状況にある人が、自分の力でひょいと、苦手な事ができるようになったり、成長する場面にも立ち会ったことがある。 そんな時に、人が生きてるのは、こういうことのためなんだなと思って、それが生きるということなんだなと感じた。 私はその瞬間を見たいから、この場所にいるんだなと思って仕事を選んできた、みたい。無意識にその職場にやってくるから、選んだというのだろうか。

        • わたしの日記 歯医者

          歯医者が苦手。得意な人っていないと思うけど。遠い歯医者に通っている。定期検診が先伸ばしになって、やっと行ってきたら虫歯が2ヵ所も見つかった。ショック。というか、見つかると思っていたよ。痛みはなかったんだけど、歯間ブラシをすると臭い匂いがするようになってたから、なんとなくこれはいかんと思ってた。 左の奥歯は「赤ちゃんみたいな虫歯」と先生。右の奥歯が問題で、奥まで虫歯になってる。そんな気がしてました。麻酔をするけど、麻酔しても効いてないなーという感覚。 麻酔をどんどん増やすけど