もし今日が最後の日だったら
突然ですが、
もし今日が最後の日だったら、
あなたはなにをしますか、、??
わたしはね、
まずこれまでお世話になった人たちに
ありがとうの電話を次々とかけて、
どうしても直接会いたい人のところには
飛んで行って、もしもその人がいいよ!と
言ってくれたなら、一緒に海に行きたい。
わたしは海がだいすきだから、
最後の光景はきらきら煌めく海がいいなあ。
人はもう最後を迎えるとわかったとき、
〇〇すればよかった
と、後悔する人がおおいらしい。
もっと自分の人生を歩めばよかった
こんなに働きすぎなければよかった
素直に思ったことを伝えておけばよかった
人はいつか必ずおわりを迎えるけれど、
それを感じながら生きている人は
あまり多くないんじゃないかなあと思う。
わたしには中学生のとき、
大切な親友をある日突然
なくしてしまった過去がある。
そのときはもう
この世のおわりなんじゃないかと思うくらい、
ずっとずっと涙が止まらなかったし、
しばらくは笑うこともできなくなった。
いまでも忘れることはないし、
わたしの中ではいまも生き続けていて、
たぶん、これからもずっとそうなんだと思う。
昨日まで楽しく話していた人と、
明日も当たり前のように会えると思っていた人と、
もう永遠に会うこともできなければ、
話すことすらできなくなってしまう。
それがどれほどつらくて、
苦しくて、やるせないことか、
わたしにはわかる。
たぶん、そのときからだと思う。
会いたい人には会えるときに会って、
行きたいところには行けるときに行って、
やりたいことはやりたいと思ったときにやる。
シンプルだけど、
すごくすごく大切なことだと思う。
だって、
いつ最後の日がくるかなんて、
だれにもわからないから。
明日が来ることを当たり前に思うのは、
わたしにはすこし傲慢な気がしてしまう。
今日のことすらわからないのに、
明日のことなんて、
これからのことなんて、
だれにもわかるわけがない。
それだったらいまを、
いまこの瞬間を、
全力で生きるしかないんだと思う。
人生って、
いまの積み重ねで
しかないと思うから。
だからこそ、
わたしはおわりが来ることを、
あまりこわいとは思わない。
それくらい、
『今日がもし最後の日だったら』
そんなきもちで、
いまをできるだけ大切にしながら
日々を送ろうとしているから。
わたしにはいつおわりが来ても大丈夫だと、
胸を張って言えるような毎日を送りたい。
でも、できるだけ長く生きたいなあとは思う。
会いたい人がたくさんいて、
行きたいところもたくさんあって、
やりたいことも山ほどある。
死にたくない。もっともっと生きたい。
いまそう心から思えているのは、
すごくしあわせなことなんだろうなあ。
これからも日々を送る中で、
いろいろな感情が生まれたり、
ずっとずっと変わらないものも、
ある日突然変わってしまうものもあると思う。
でも、それはぜんぶわたしだし、
いまのわたしはいまだけだから。
すべてのことに永遠や絶対はないけれど、
そのときの想いは絶対で、永遠を願ってて、
それだけはうそじゃないんだと思う。
この世に生まれたしあわせを、
苦しみを、楽しさを、やるせなさを、
ぜんぶまるっと噛み締めながら、
わたしは今日も生きていたい。
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