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ことばを大切にできる人になりたい

わたしは本を読むことが苦手だった。

小さいときは、学校へ行くと
毎朝“読書タイム”というものがあり、
その時間がほんとうに苦手だった。

仕方なく、
むずかしい本は読みたくないので、
さくらももこさんのエッセイ本などを
毎朝読んでいた記憶がある。

そして、
わたしは本を読むのもとんでもなく遅い。

一文字一文字、心の中で音読しながら
読んでしまうクセがあるからだ。

だから、学校での“読書タイム”に
たとえ本を読んだとしても、
1ヶ月に1冊くらいのペースでしか
本を読むことができなかった。


そんなわたしだったのだが、
いまでは本を読むことがだいすきになった。

いろいろな本屋さんをめぐるのも好きで、
どの本を読もうか選ぶときは
とてもわくわくするし、
なんだか宝探しをしているような気分になる。

なぜこのわたしが、
本を読むことを好きになれたのか。

それは、

もっとことばを大切にできる人になりたい

という想いが、
以前よりもつよくなったからである。

わたしの尊敬する人はみんな、
わあ、、素敵だな、、というような
ことばを紡ぐことができる人ばかりだった。

どうしたら、わたしも
そんなふうになれるんだろう。

わたしも自分の想いを自分のことばで、
しっかりと紡げるような人になりたい!


そう思ってからは、
本を読むことがあまり苦ではなくなった。

いろいろなことばや考え方に
出会うことが楽しくなった。

自分の世界が、どんどんと広がっていった。

どうしてわたしは
いままで本を読むことを、
あんなに嫌がっていたのだろう。

そう思ってしまうくらい、
気づいたら本を読むことが
だいすきになっていた。

そして、
たくさん本を読むにつれて、
読む速さもどんどんと
はやくなっている気がする。

でも、ただ読むだけで
おわってしまうんじゃなくて、
その本を読んで

自分の心にはなにが残ったのか、
なにを感じて、
それを受けてどう考えたのか


といったことも忘れないように、
ちゃんと記録しておくことも大切にしている。

そして、それをしっかりと
自分の中で噛み砕いて、
こうやってnoteなどで
日々自分が感じていること、
考えていることを、ちゃんと
自分のことばで紡ぐことで、
アウトプットすることも大切にしている。

それを繰り返すうちに、
だんだんと自分のことばで
自分の想いを紡ぐことが
できるようになってきた気がする。

これからも、
自分の中にある想いを自分のことばで、
大切に紡いでいきたいな🕊

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