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#ここだけの話

#32 週刊囲碁日記/碁会所土日休みの謎/囲碁はゲームか文化か/ガチ囲碁勢とゆったり囲碁勢の共存について/棋士もセカンドキャリアを考える時代

こんにちは。瀧真有子です。GWも終わり、日常が戻りましたね。 囲碁の世界はGWなどほぼ関係ないようです。プロの対局が大型連休と無関係なのはもちろんのこと、イベントなども、囲碁のビジネスの場合、人の余暇の時間をいただいて、自分たちの仕事に変えていかなくてはいけないわけですから、休日は業界人にとって稼ぎ時なのかなかな、と思っていました。 という中で、Xでは、下記のような記事に反響がありました。 麻雀を楽しんでいた方が、囲碁を始めたことで、苦労していることをまとめた内容ですが

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#23 解説者よりもAIのほうが正確な時代/解説の仕方は変わるべきか

こんにちは。瀧真有子です。 テレビの囲碁解説にAIが取り入れられるようになり、解説する棋士よりもAIのほうが正確な手や形勢判断をするという、厳しい状況での解説が求められるようになりました。 解説している棋士はどんな気持ちでいるのでしょうか。ちょっとやりにくさを感じているようにも見えますが、皆さんはどう思われますか? 囲碁の解説とはそもそもどんなものか。500人も棋士がいるうち、どんな人が解説を担当するのか。そして今後、解説はどんな風に進化していくべきか、など、提案も含め

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#22 上下関係の強い囲碁界では、誰が上で誰が下なのか

こんにちは。瀧真有子です。 歌舞伎や宝塚、プロ野球、相撲など、古くからある世界は、今でも上下関係が厳しいと言われていますよね。 囲碁界も、同じように上下関係が厳しい世界です。昔ほどではなくなりましたが、目に見える上下関係と、見えない上下関係の両方が存在します。 そんな囲碁界では、「誰が上で、誰が下なのか」「あの先生とこの先生はどちらが偉いのか」など、時々聞かれる内容でもあるので、お答えします。

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#21 囲碁棋士が昔よりも真面目になった理由

こんにちは。囲碁のインストラクターの瀧真有子です。 囲碁や将棋の棋士は、昔は破天荒なイメージがありましたよね。大酒飲みだったり、女性関係が派手だったり、お金の使い方が荒かったりなど、囲碁以外の部分では、昔の大御所俳優のような生き方をしている人がたくさんいました。 それに比べて、最近の棋士は真面目で、どちらかというと地味な感じの人が多く、一見サラリーマンのように見える人ばかりです。 ではどうして、そのように変わってきたのでしょうか。囲碁界特有の変化に加え、社会学的な考察も

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#20 プロ棋士とインストラクター(アマ)との関係性について/お互いが心の中で思っていること

こんにちは。囲碁のインストラクターの瀧真有子です。 囲碁教室などで教えている講師には、囲碁のプロ棋士とインストラクター、他に囲碁愛好家の方などがいます。 プロとアマの違いや、お互いの関係性について聞かれることが多いのですが、立場上、言えないことがある人もいると思うので、忖度しない私が、実情をご説明しようと思います。

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#19 日本の棋士が皆海外に修行に行く時代になっても止めないで欲しい

こんにちは。囲碁のインストラクターの瀧真有子です。 仲邑菫さんの、韓国棋院移籍の会見のニュースを見ました。14歳ながら素晴らしい覚悟と決意を感じ、応援したいなと思いました。

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#17 仲邑菫さんの移籍から感じる覚悟/ヌルい環境を捨て、チャレンジできる精神と行動力の素晴らしさ

棋士の仲邑菫さんが韓国に移籍するニュースを読んだ。素晴らしい決断だと思い、彼女の覚悟を感じたので、久しぶりに記事を書く。

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#16 「考え方」を変えるだけで、レベルアップにつながる

「教室に何年も通っているのに、上手くならない」という声をよく聞く。多くは謙遜で言っているのだろうが、人によっては「先生の教え方が悪いのではないか」と言ってくることもある。 先生の教え方に疑問があるのなら、セカンドオピニオンのように、他の講師に教わったり、YouTubeなど、違う勉強法を取り入れることも一案だと思う。講師と生徒には相性があり、相性が合わない講師に何年も教わっても、上達のペースが上がらないことは確かだ。 ただ、受講する側も、考え方を変えるだけで格段にレベルア

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#15 「自分の考えが絶対正しい」と思えないと、囲碁は続けられないのだと感じた話

対局中、着手で迷ったとき、どんな基準で最終的に打つ手を決めるだろうか。直感か、最初に良いと思った手か、その日の気分で積極的な手を選んだり、慎重な手を選んだりするのだろうか。 ほとんどの場面で正確な読みができる能力があれば、それがイコール答えになるが、アマチュアは、プロに比べると圧倒的に先が読めない。仮に読めても正しい読みではないことも多い。 私自身は、迷いが深くなったら、最初に思った手を打つことにしている。直感を信じているわけではないが、最初に思いついた手を選んだほうが、

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#14 囲碁大会でのズルの話/トラブルは自分で解決できるように

囲碁の子供大会のスタッフをしていた頃のこと。ビギナーのクラスでは、トラブルがたくさんありました。

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#13 プロゲーマーと呼ばれたくない棋士

少し前、プロゲーマーの方にお会いした。ゲーム繋がり、のようなことで引き合わせてくださった方がいたのだ。 勝つための戦略の立て方や、普段の練習方法、生活のほとんどがゲーム中心になっている姿に、囲碁棋士に似たものを感じた。だがその話をすると、囲碁をゲームと定義することに、難色を示す業界の人もいた。

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#12 囲碁のどこが好きかについて真剣に考える/囲碁をゴリ押しできない自分の反省

インストラクター同士で、囲碁のどこが好きか、話し合ったことがある。 色々な要素はあった中で、囲碁のゲーム性が好きだという人が多く、「自分の好きな碁の、この作戦がたまらない、この棋士のこの1手が好きだ」と熱く語る人もいた。 「囲碁が好き」と胸を張っては言えない 私はこの話にあまりついていけなかった。「囲碁が好き」と胸を張って言えない自分がいたからだ。

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#10 ズルおじさんと対峙したときの話/子供に理不尽な経験をさせることの意味

囲碁を習っていた子供の頃、ズルをする大人に対峙したことがあります。 囲碁では、対局の最後に陣地の数を数えて勝敗を決めるのですが、そのままでは数えにくいので、整地といって、数えやすいように盤上を整理する作業があります。その際、境界線を微妙にずらして、自分が勝つようにズルをする大人がいました。 最初は、ズルに気が付いたのに何も言えず、本当は私が勝っていた気がするのですが、私の負けになりました。

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#9 「本気出してなかった」は逃げの言葉?「負け」や「できない」を受け止めること

子供たちに囲碁の指導をしていて、気になったことの1つに、「負け」を受け止めきれない子がいる、というのがありました。 対局で負けたときに、「大丈夫、今のは本気出してないから」と言うのです。

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