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お知らせ(長編小説)

明日から三回に分けて長編小説『うすあかりの部屋』を投稿します。

自分がnoteに投稿してきた長編のなかでは執筆した時期が一番古い作品になりますが、今回noteに投稿するのにあたり一部加筆修正を加えました。

***story***

小学生の頃からの幼馴染である咲希と香奈と鈴子。中学生になり、それぞれ進学する学校は別々になったけれども三人の友情はずっと続いていた。しかし高校生のとき、咲希は自ら命を絶ってしまう。そのことを胸のわだかまりとして抱える香奈と鈴子。そうしたなか、彼女らも自身の抱える悩みと向き合うべきことが起こっていく。

この小説は三つの章から成り立っています。
それぞれの年齢の、それぞれの視点で描いています。

第一章:濃緑のうりょくの森(咲希16才)/約5万字
高校二年生の咲希は親の期待に応えようと大学受験に向けて日々勉強に励んでいたが、あることをきっかけに精神的に追いつめられー。

第二章:影踏み(香奈27才)/約5万字
旅行会社に勤務する香奈は仕事を真面目にこなす一方、同期の既婚者である山井と不倫をしていてー。

第三章:うすあかりの部屋(鈴子32才)/約6万字
専業主婦をする鈴子は子供をつくらないことを決めていたが、義母から孫が欲しいと言われ気持ちが揺らぎー。


長編小説になりますが、今回は投稿を小分けにせずに、章ごとにまとめて投稿します。

章のなかでブロックごとに細かく目次としてナンバリングしていますので、よかったらしおり代わりにご利用いただけましたら幸いです。

なお、本作は自死といった内容を含みます。(小説内では自殺という表現を用いています)

ご興味もってくださった方いましたら、ぜひお読みいただけましたらうれしいです。


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お読みいただきありがとうございます。