はらぺこあおむしが我が家にやってきた!〜アゲハ蝶になるまでの飼育方法 ②サナギ編〜
どうも、まゆみっこです。
今日は前回記事の①幼虫編の続き、サナギ編です。
まるまるもちもちした、りんごちゃんは見つけてから4日目くらい経ったある日のことです。
幼虫⇒前蛹になるまで
ある日、りんごちゃんが急にいなくなった。
「りんごちゃん、どこぉー?」
「おーい!りんごちゃーん!」
鳩とかに食べられたのかな・・・。と思って、渋る子どもたちを無理やり保育園に送って、ベランダをくまなく探してみる。すると、いたーーーー!!!
網戸のサッシの端っこーーーー!!!!
ん?ちょいまてちょいまて!
りんごちゃん、サナギになろうとしてない!!??ここで?網戸のサッシで???
そうして想像する。
夕方に子どもたち帰ってくる→
ベランダにりんごちゃんを探しに来る→
勢いよくベランダの網戸を全開まで開く→
りんごちゃん潰れる。
いやぁぁあぁぁ!!!想像しただけで、いやぁぁあぁぁ!!!どこかに避難させなきゃぁぁあああうあぁぁ!!!
まもなく始業時間の午前9時。内部ミーティングが午前9:15分。
速攻でググった。
「アゲハ サナギ」
だけど探しても、あの茶色いサナギの様子しか出てこない。違うんだ、あのサナギになろうとしている状態を保護したいんだーー!!
すると、サナギになる前の状態を「前蛹」というらしい。調べると、Youtube発見!!!
夫に箸でりんごちゃんをサッシからめりめり剥がしていただき保護をする(有難い・・・。私一人じゃできなかった)。
そうしてその辺のキッチンペーパーをくるくる丸め、昨日空けたばかりの生ウニの瓶詰だった瓶に、りんごちゃんイン!!(打合せにも無事間に合う。夫と私のファインプレー!!)
りんご、生きて蝶になってこいよ・・・!!!
(ちなみに調べたら、運が悪いと寄生虫にやられて、ウジまみれになるらしい・・・。あーもう鳥肌・・・!!)
それではしばらくお元気で。
蛹になったら
それからというもの、私はずーっとヤキモキしていた。なぜなら、数日後には義父母の家にお邪魔して数泊する予定だったからだ。
それまでに、あやつがしっかり茶色いサナギになってもらわにゃ困る・・。
説明しよう!
上述のとおり、キッチンペーパーくるくるINだと、サナギから蝶に羽化する時に羽が伸ばせない。したがって、新たなサナギポケットなるものを作る必要があるのです。
そして旅行当日。私は6時前に起床して、りんごちゃんの様子をみた。時は来た!!サナギポケットいざ作らん!!!
できた。不器用すぎて、1時間くらい時間かかった・・・!
作り方は以下に詳細がありますが、要約するとこんな感じ
⑴紙を3センチほどにくるくる丸めてセロテープで固定
⑵⑴を割りばしにセロテープで固定
⑶割りばしは羽化の時に足掛かりになるよう、包丁orハサミで細かい傷をつけておく
⑷サナギをIN
⑸⑷が斜めに固定されるよう、段ボールを△にして、⑷を固定
個人的には⑴が一番難しい。サナギの大きさに合うよう、何度もサナギをポケットに入れて確認。箸で持つのが怖かった・・・。めっちゃ手がプルプルした・・。
外からみたら死んでるようにしか見えないのに。メタモルフォーゼってすごいよね
ところで、完全変態って、生物で習ったかと思うのですが、とにかく感動的。外から見たらじーっと動かない、死んでるんじゃなかろうかと思うほどなのに、中ではマグマのようにどろどろになって、全く別の形状に変身する。
私たち人間には想像もできない。が、想像してみる。動けない身体になると、一層分かるのか。
人でいうなら再生か。何度でも生まれ変われるのか。どこに行っても地続きの自分なのか。メタモルフォーゼをしてみたい。
りんごちゃんは蝶々になれるのか!?次回へ続く!
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