大切なひと

どんなにスキなことでも 叶わない夢があって

努力は報われると信じても　行き先すら見失うこともあるから

ひとは誰かに出会うことで

自分を取り戻せたり

それは誰かじゃなくても

本の中のたった一行の文章だったり

たまたまラジオで流れてた音楽だったり

自分を支えてくれる連鎖は 何処にでも溢れていて

寄り添ってくれるのに

そこにあることに気付けるかどうか

どんなにスキなひとでも

許されない恋だとか 許すとか

真剣に人をスキになることに　点数をつけたがる

そのラインの正しさは 計り知れない

どんなに傷付いても

どんなに泣けてくる夜でも

月が闇を照らすように

あなたを支えてるひとがいて

あなたを想う願いがあって

あなたを信じている 大切なひとがいるから

自分をもう少しだけ

信じるチカラをつけて

信じるチカラを見つけて

誰かをもっと愛せるように