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レトルト好き息子の幼稚園のお弁当が偏食の付き合い方を教えてくれた

1.お弁当のはじまり


療育園は2年通い4歳から幼稚園に入園。
療育は給食があり、お弁当生活の始まり。


おかずとご飯が一緒のお弁当箱は手をつけない。
⇒おかずのお汁がご飯につくのを嫌う
(あるあるですね)

おかずとご飯を別にしても殆ど食べず
⇒おかず同士を仕切ってもダメ

おかずそれぞれを別々に
小さな容器4つに分けたお弁当箱。


おにぎりは先に海苔を巻いたら食べない。
⇒しっとりとした海苔は苦手。

海苔を巻かないおにぎりも食べない。
⇒海苔だけ袋に入ったまま加配の先生に食べる直前に巻くのをお願いしてました。

今もパリパリの海苔が好き。
コンビニのおにぎりも巻かれているのは選びません。

余談ですが海苔好き息子の推し遍歴☆
味のり▶︎焼きのり▶︎韓国のり▶︎味のり▶︎刻みのり

今は刻み海苔推しで山のようにストックしてた韓国のりは見向きもしない笑

同じのを食べ続けるのは見てて面白いです。


容器と海苔に辿り着くまで
ピックをキャラクターにしたら食べるかな。
バランの素材や彩りに工夫を凝らしたが効果なく。

ちなみにおかずは
ピーマン焼きとオクラ茹でのポン酢掛け
卵焼きと肉を使ったおかず。
ずっとこの組合せ、だか食べず。

作ってもゴミ箱行き。
おにぎりは食べる日もあり
おにぎりだけが楽と思ってもそれができなかった。

愛情不足と思われるんじゃないか。
周りの目も気にしてました。

見た目か味か何なのか
容器を分けるまで
好きなおかずでも食べないのが分からなった。

分けてもいつも食べた訳ではなく
冷めたおかずはあまり食べないのも気づけ
小学生からのお弁当は保温タイプを選びました。


2.感覚過敏を知ったのは小学生


小学生に上がると匂いに敏感と気づく。
アレが臭い、これが臭う。
言葉で言えるようになったのは大きい。

お弁当は色んな匂いが混ざりやすい。
だからおかず毎に分けたのが良かったとのちに気づいた。

今も苦手な献立は別に作り食べるのも時間差。
部屋に籠ってます。
私たちが食べた、息子の苦手な物のお皿も片付けないと好きなおかずを作っても食べません。


息子は匂いと食感と環境が偏食に大きく関わってます。


それを頑張らせて食べたとしても
次も食べたいは難しいでしょう。

何を避けると食べられる?

食べ物そのものや
色や見た目や匂いや
食感や温度や
お皿やカトラリーや
光や音などの環境そのものや

何が苦手に繋がっているか気づけるのが食べたい気持ちを育むことができた。

そこへは、とっても長い年月が必要でした。
頑張らせたい気持ちが強かった。

頑張らせたい気持ちはどこに向かう?

しつけ?
甘え?
栄養バランス?
健康?

美味しい、食べたい、その気持ちを第一優先に考えれると自分の思いは緩まりました。


3.発達凸凹っ子はレトルト好き

幼稚園のお弁当で唯一残さなかったのが
レトルトのミートボール。

食べてきても喜んで入れてはなかった。
手作りを食べてほしかった。


ずっと後になって発達凸凹の子どもはレトルトが好きと知りました。

それはいつ食べても同じ味。
味が分かっているから安心する。

変化に敏感。
変化は不安。

不安なく食べれるのが食べたいもの。


それを知ってたら罪悪感持たず入れる回数増やしてたかもしれません。


大きくなった息子は丸美屋の麻婆豆腐が大好き。
豆板醤から作っても食べない。
他のメーカーも食べない。

丸美屋の麻婆豆腐で作ると
ひき肉もたくさん食べネギもたくさん食べ
おかわりもするくらい。

常にストックしてます。
麻婆豆腐以外のレトルトもたくさん。

3日前に食べたのに明日作ってと言ってます。
「手作りじゃなくて」って。
何度か挑戦したので言ってきます。


母の手作りを美味しいと言ってくれると嬉しいけどそうでなくてもいいよね?
子どもが美味しく食べるのが愛情なんじゃないかな?
と、自分に言い聞かせてます。

次回は音に過敏な息子の食卓の整え方。


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