背徳の味

画像1 それはさ、栗がパカッってなる頃の出来事だったよ
画像2 パカッ
画像3 私がウトウトしていたらお母さんが帰ってきたの。何か買ってきた様子だったわ
画像4 珍しいわ、スーパーで売ってる2個入りのケーキを買ってくるなんて!お母さんはあまりそういうの買わないのよ
画像5 えっ?! あれがお昼ごはんなの?あのチョコレートケーキが?私はあれは私にとってのちゅーると同じものだと思っていたわ、おやつだと
画像6 何てこと!あっという間に食べちゃったわ!えっ?お母さん、何をじっと見つめているの?
画像7 えっ?!それはお父さんの分じゃ… 食べるの?食べる気なのね、お母さん! 私今見たわよ、カロリーを見ていたでしょ? 天丼食べるよりマシやん、って誰に向かって言っているの?
画像8 ウフフ、お母さん美味しそうに食べてるわ。大丈夫よ、私お父さんにお母さんがお昼ごはんにお父さんの分のケーキまで食べちゃった、なんて言わないから
画像9 お母さん… 様子が変だよ、食べすぎたんじゃない?大丈夫かなぁ?僕心配だよ
画像10 あれはね、背徳感よ
画像11 はいとくかん!やだ、あなた難しいこと知ってるのね。いい響きだわ〜、背徳の味、甘美な世界、堪んないわ〜
画像12 いけないことしてしまった自分に酔うんでしょ?シロさんは。お母さんは開き直ってる…でもないかな
画像13 これは何?一体何してるの?エクササイズ?! そんなのに見えないし、今更遅いよお母さん…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?