高専を目指している人へ
工業高等専門学校といえば、
ロボコンで有名ですよね。
プログラムが書けたり、
がちがちの理系っていうイメージですね。
ぼくは、学費が安いっていうことと
家から通えるという理由で、
高専を選びました。
同級生は面白くって
楽しい学生生活でしたが、
授業中は、司馬遼太郎さんや塩野七生さんを
どうどうと読んでいる完全に文系で
クラスからは浮いていて、
友達は、ほとんどできませんでした。
理系科目が好きで、
将来エンジニアになりたいっていう人には
お勧めの学校です。
しかし、大学生に比べると、
お給料が少なかったり、
低学年から、専門科目を叩き込まれるので
授業についていけない子もいて
留年をすることも多々あります。
だから、学校を変えたりする人もいます。
高専に入るってことは、
あるいみ、専門バカになるっていう
覚悟が必要です。
ただし、モノづくりの第一線に
とびこんで、モノを形にできた時の
喜びに勝るものはないのかもしれません。
だから、もし、高専に行きたいという方は、
ほんとうに、理系科目が好きで、
専門を極めたい人をお勧めします。
あと、15歳から20歳という一番伸び代のある時期を
実験やレポートに追われるという
専門に偏りすぎている生活を送ります。
あとは、有名大学と比べられると
ちょっと、下に見られることを覚悟しておいてください。
そもそも、エンジニアは、コミュニケーションが苦手な人が多いです。
だからこそ、いろんな価値観に触れるという意味では、
大学への編入をお勧めします。
コミュニケーションという意味では、
知らない人とどれくらい話したかが
重要になってくると思いますので、
自己紹介は、きちんとできるようになることをお勧めします。
中学校の時に、理系科目ができたからと言って
努力を怠ると、失敗します。
ただ、僕の同級生は面白い人が多かったので、
毎日飽きなかったというのも事実です。
まあ、それはおいといて、
高専に入る人は、しっかりと覚悟を持ってくださいという
アドバイスでした。