私の頭の中日記
私の人生の主役は私。私の人生に出現した人たちの配役を決めるのも私。
慣れないうちは配役を間違うことも多々。
十数年前、ヒロインである私のパートナーに、あろうことか村人Aをパートナーとして選んでしまった。
セリフすらなかった村人Aにヒーローを演じさせようとしていたのだから、彼もさぞ辛かっただろう。
正式にお別れして数年経った今、村人Aは本来の彼らしく生きているようで、私も私らしく生きている。
今や私にとって彼は元の村人Aでしかないが、彼には彼が主役のドラマがあるのだ。
離れたからこそ、お互いに自分らしく自分の人生を歩めるのだ。
これは私の主観であり、私側から見たストーリーであるが、彼の側から見たら全く違った物語になるのだろう。
この先も私の人生に多くのキャストが現れるだろうが、配役をしっかり見極めていきたい。