見出し画像

ビールの氷

さて、退職しました。唯一個人の連絡先をこっそり教えた同僚からメールが来て、ビールに氷を入れて飲んでいると言われました。

  ビールに氷って良いのかしら?普通いれないような?味が変わってしまいそう。我々ビール飲めない人間が、味を薄めるのに氷を入れるのは良いかもしれないですが、シャンディガフやレッドアイといったビールを美味しく飲めるカクテルも発明されているし、そこまでしてビールを消費しなければならない理由が?

 などなど一瞬で頭の中を駆け巡りましたが、個人の勝手だろうとおもい、特に何も触れずにスルーしました。 それにしても、私のようなお酒が飲めない人間にも、ビールはこのように飲まなければならない、といった思い込みは案外と根深い、ということに気付かされた出来事でした。

ちなみにビールに氷はありなのか?

ちょっとネットでたたいてみると、すでにメーカーさんに聞いた人がいるんですね。

ビール博士によると、ビールに氷を入れた場合、温度、味、炭酸の抜けやすさの3点が変わってくるらしいです。

「まず温度は、氷を入れなかった場合に比べて下がります。次に味ですが、氷がとけることで味が薄まります。そして氷をビールに入れるとき、あるいは氷の入ったグラスにビールを注ぐときに通常以上に泡立つので、炭酸が抜けやすくなります」

なんか、ビールを飲めない自分から見ても、見るからに氷を入れても良いことなさそうな… ビールが好きな人って、キンキンに冷えたビールをシュワシュワの炭酸と喉にくる苦味を多分楽しんでるんだろうと思いますので、そういうふうに作られているようですね。

世界ではビールに氷を入れるところもある

世界ではビールに氷を入れる国もあるようですね。東南アジアなど暑い国で多いみたいで、日本のスーパーでも手に入るようです。

東南アジアのビールは、氷を入れることを前提に作られているものが多いです。もともと濃い目の味に仕上げられており、氷を入れることで飲みやすくなります。
  合わせて食べるおつまみも、東南アジアでは基本的にオイリーで濃い味付けのものが多く、氷入りビールとの相性が抜群!お酒も料理もよく進みます。

なんだか、蒸し暑い夏の夜に、現地のビールを買ってきて氷を入れても、ベランダでめっちゃ味の濃いおつまみと一緒に晩酌したらめっちゃ楽しそう…
お酒、ほとんど飲めないんですけどね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?