100均の縦笛は教育用ではないのです。
リコーダーも大好きなフルート奏者、梶山です。
さて、100円均一ショップでお買い物をしていたところ、リコーダーのような形状の縦笛が売られていたので、購入してみました。
ちゃんと注意書きに、おもちゃです、と書いてあります。
ですが、気になったので、手持ちのソプラノリコーダーと比較してみました。
左は小学3年生のときからずっと愛用している、アウロス702 ハーカモデルです。
(さらにその左は709、アルトもハーカ愛用です)
100均の笛はストレートウィンドウェイですね。
(左は🐧さん用ゼンオンG-1A)
そしてこちらの商品は、運指表(指使い表)がついていなかったこともあり、特定の運指で特定の音高を奏することを想定していないのでしょう。
しかし、懲りもせず、ソプラノリコーダーの運指で吹いてみる。
分かりやすく、チューナーつけてみました。
まあ、こちらは私の音程悪いのがバレるだけのやつですが、比較用です。
というわけで、形が似ているからといって、小学校の授業にうっかりして持っていってしまうと、合奏をするのに支障が出てしまうわけです。
この笛用の運指を考えればできるかもしれませんが、学校で運指も教わることを考えると難しそうです。
もし、学校で使う楽器をお探しの方が読んでくださっていた場合…
まず、小学校で教わるソプラノリコーダーは運指が2種類あるので、お通いの学校がどちらを採用しているか確認します。
それから、リコーダーの吹き口は2種類のタイプがあります。
ストレートウィンドウェイとアーチ型ウィンドウェイです。
ヤマハで安価なモデルは、ストレートウィンドウェイでYRS-27Ⅲ(ジャーマン式)、YRS-28ⅢB(バロック式)の2つで、この2つの違いは運指の違いだけです。
アウロスで安価なモデルはエリートというシリーズですが、こちらはアーチ型ウィンドウェイ採用です。
この2大メーカーのリコーダーが使われる機会が多いのではないかと思います。
私は、これからリコーダーを始める大人の方には、ヤマハのアーチ型ウィンドウェイのものをおすすめしています。
音程が安定して吹きやすく感じるからです。
自分用がアウロスなのは、やわらかい感じの音色がお気に入りだからです。
プラスチック(ABS樹脂)の楽器でも、作りが違えば音色もかなり変わるんですよ。
その究極進化ぐらいが、🐧さん用のゼンオンですが、こちらのお話はまた今度に。
長くなりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございます。
とりあえず、100均の縦笛は学校の授業に持っていかない、ということで、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
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