ジョーダン・ピール監督によるホラーとギャグの両立
こんばんは、マヨネーズマンです!
今回の記事はジョーダン・ピール監督についてです!
この御方は僕にとっての救世主!
最近のぬるくなりつつあるホラー映画界に喝をいれるような存在です!
元々コメディアンで、お笑い番組を制作されていたのですが、ゲット・アウトというホラー映画の脚本を執筆し、大ヒットとなりました!
ホラーと笑いは紙一重と言われていますが、それを体現するのはすごいですね!
何故ホラーと笑いが紙一重であるかというと、笑いから突っ込みを除くとホラーになるからだと思います♪
例えば、映画「リング」で貞子がテレビから出てくるのは非常に有名なホラーシーンです。
その場面で登場人物が、
「テレビから人が出て来とるぅぅ〜!」
と言ってしまうと笑いになってしまうのです♪
よくよく思い返せば、「リング」シリーズにおいて登場人物が突っ込みを入れるシーンって無かったですよね?
あれは突っ込みを入れると笑いになり、シリアスな雰囲気が崩れてしまうのを防ぐ為なのです!
さて、ジョーダン・ピール監督の作品は
「ゲット・アウト」
「アス」
の2つしかありませんが、どちらも大ヒットしており、次の「NOPE」も非常に気になるところです。
ホラー映画には、血みどろグロテスクなものや心理的にハラハラするもの、お化けがわんさか出てくるものなど色々種類がありますが、この監督の作品は人の怖さ、そしておどろおどろしい雰囲気がメインとして描かれています。
人の怖さといっても、チェーンソーや斧を持って暴れる人や盲目の軍人のような直接的な戦闘力が高い人の怖さではありません笑
(これ元ネタ分かりますかね?笑)
人の怖さというのは、悪意や狂気です。
ジョーダン・ピールの作品では、悪意や狂気を含んだめちゃくちゃ怖い笑い方をするキャラクターが出て来るので毎回ゾッとします!
また、雰囲気が怖いというのはホラー映画で結構重要だと僕は考えていております。
お化けや怪奇現象が出てくるシーンは怖いけど他の日常シーンは怖くない、
そういう作品だと僕は寝てしまう、もしくは怖いシーンまで飛ばしてしまうのです笑
雰囲気が怖いとどうなるかというと、何でもないシーンでも
「なんか起きるんじゃないか?」
と不安になり、緊張感が生まれ、ドキドキが止まらなくなるのです!
そして、この監督のもう1つの特徴は、ギャグが入ること!
僕は映画館で「アス」を観たのですが、ギャグが面白くて、危機的なシーンにも関わらず笑いが起こっていました♪
怖さも一級品ですが、笑いも一級品!
コメディアンならではの特性と言えるのではないでしょうか?
さらに、怖さと笑いだけでなく、人種差別や格差社会に対する風刺を映画で表現されていて、そういった部分を考察するという楽しみもあるのです!
そしてこの夏、8月26日に新作「NOPE」
が公開されます!
今の所ストーリーは謎に隠されていますが、黒人の兄妹が経営する牧場にUFOがやって来るのでそれを撮影してバズらせようとするが⋯という話のようです!
金儲けをしようとして危ない事に足を突っ込み、酷い目に合う、これはホラーの王道ですが、果たしてどうなるか。
今から非常に楽しみですね!
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