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【見た人向け】映画呪術廻戦0の感想

こんばんは、真夜中です。
ご無沙汰でしたね。12月に入ってなんやかんやあって文章更新ができてませんでした。
Twitterでの腕立ては継続中です。もうちょいで100日になろうとしています。

さて、今回はすでに興行収入がえらいことになりそうだと言われている「呪術廻戦0」の感想です。

ネタバレ云々の話もあるかと思いますので、僕の呪術力をお伝えしておくと
①単行本は全部持ってる
②ジャンプで最新話を追ってる
③アニメ見ている
④好きなキャラは日下部
というくらいです。そんな僕が見た呪術廻戦0の話です。

■どうだった?(話)

原作に忠実だな!ってのがまずもっての感想。
売れてる原作だからこそなんかアレンジしてくるかな〜と思ってましたが、逆に忠実にやることで付き合いの深いファンを満足させようという配慮が感じられました。

ただ本編がもう地獄みたいな展開が続いてるので、時々挟まるギャグパートを見ると「あれ…呪術廻戦ってこんなに明るいテイストあったっけ…?(一筋の涙)」みたいな感情を覚えました。

ストーリーは本当に省略なしでなぞって、唯一膨らませてあったのはバトルパートだけじゃないですかね?五条先生と山寺宏一のバトルとか、東京組と京都組がどうやって戦ってたかみたいなパートが増えてました。

映画では多分ゴリラが京都でどんなゴリラしてたかが描かれるかもな〜と思ってたら当たってました。ただギャグ寄りの演出だったので、術式使わずにどんな戦い方してたのはちょっと見たかったなと思いました。

ご存知の通り基本は乙骨くんと里香ちゃんの話ですが、同時に動くのは五条と夏油のイチャラブストーリーなので、そこがやたらと丁寧に描かれている印象でした。
ラストシーンなんてそのままベッドに行くのか…?この二人…?って感じでした。

個人的に五条の過去編(またの名を禪院甚爾編)が好きなので、むしろそこを映画化してほしいなという要望。バトルシーンも多めだし、話重いし…ねえ?

あとエンドロール後にオタク大好き特典映像があるんですが、完全に本編に繋がる映像だったので、「ここまでは映像化決まってんだからね??????見ろよ?????」というすごい圧を感じました。見ます。

■どうだった?(映像)

まあそらすごいわな、という感じ。

鬼滅の刃とかもそうですけど、逆に今の子供たちってこのクオリティの映像に慣らされちゃって大丈夫かな??という気持ちになるほど。

ハイクオリティなアニメ映画を見てから劇場版スタートウィンクル☆プリキュア ミラクルユニバースとかを見たらショック死しちゃうんじゃないかと心配です(一例です)。
純粋な子供たちが「面白かったけど鬼滅の刃の映画の方が映像はきれいだったね!!』とか今後言い出すかと思うと心が痛いです。アニメーターさん、ほんとご苦労様です…。

ただナイスガイ五条先生の顔が三段変化くらいしてない??とちょっと思いました。バカ包帯と夏油と話す時と生徒と話す時。
夏油と話す時なんてお手洗いで髪型セットし直してきたの?ってくらい髪型がキマっててちょっと面白かった。まあ五条先生に関しては芥見先生も「東映からプッシュを受けている(意訳)」と仰ってるくらいなので多分スタイリストが80人くらいついた上での撮影だったのでしょう…。

あと怨霊里香ちゃんの演出がアニメ絵と原作絵というか漫画っぽいタッチで表現されてるのがすげーっと思いました。なんかほんと色々やってるよね最近のアニメ映画って…。
表情もCGっぽいところあったし、プリキュアのEDとかで使われてる線画とCGを重ねる手法なんかなと思ったけど、そこまで詳しくないので想像の範疇を出ません。

■どうだった?(声優)

最近のアニメでもう外せない話題となっているのが声優。
ちょっと前までなんて声優のこと話すと「何言ってんだこいつ…」みたいな感じだったのにね、今はむしろ〇〇声優の誰々が担当!とか言われますもんね。けど個人的に過去にやったキャラを引き合いに出すのは好きじゃないです。そういうのは代表作紹介の時だけでいいから…。

そして僕くらいの年齢でそれなりにアニメを見てきた人って、ある時期のアニメにほぼ確実に出ている声優がいたりして、特定の声優アレルギーを持ってたりすると思うんですが僕の場合里香ちゃんの声:花澤香菜さんがそれです。

別に嫌いとかじゃないんですが、もう千石撫子とかその周辺のアニメで花澤香菜って名前を8億回くらい見たのでちょっと食傷気味になっちゃったんですよね。

ていうかね、呪術廻戦0で言うと、もう折本里香じゃなくて花澤香菜が喋ってるようにしか聞こえんのよ。

気持ちが入りすぎて太字にしてしまいました。でもこの気持ちわかってくれる人いるんじゃない??もう演じてるキャラとかじゃなくて「声優じゃん!!」みたいな。
いや否定するわけでなくてね、というか声聞いただけで「花澤香菜だ!!」ってわかるのはめちゃくちゃすごいことだと思うのよ。けどね、花澤さんの声ってほんと全部一緒に聞こえるんだよねなんか。いや微妙に声色とか変えてるのかもしれないけど、俺はマジでそう感じる。否定するわけではないんですけど、そうなんです。どんな料理でも花澤香菜って調味料をかけると全部花澤香菜が喋ってる!ってなる、みたいな。

今回話したかったのはここなんかもしれん。許してくれ。

あとは乙骨。緒方恵美さんでしたが各所で言われてる通りエヴァンゲリオン味があるキャラなのでまあそうなるよねって感じではありました。ただ最後らへんの「死んじゃだめだ死んじゃだめだ死んじゃだめだ」は寄せてきてるだろって思わざるを得なかったです。
まあ僕昔の乙骨そんな好きじゃないんであれなんですけど。死滅廻遊始まる前くらいの切れてる感じの乙骨は好きです。

あとですね、東京とか京都の戦いが描かれたって話をしたと思うんですが、アニメ未登場のキャラがしれっと喋って声優が判明しました。個人的にはこれが嬉しかったというかサービス精神!と思った。

感覚的には仮面ライダーとかプリキュアの映画で過去のライダー・プリキュアが出てきて戦闘シーンでしれっと喋る的な。「新規ボイスここでくれるんかい!ありがとうございます!!!」ってなるやつね。

それでですね、前段で一番好きなキャラは日下部と話したのですが、日下部の声優が三木眞一郎さんだと確定したわけですね!!これが一番テンション上がった。

日下部の何が好きってくそだりぃ感じのリーマンみたいな奴で、でもちゃんと実力差でやる時はやるって奴なんですが、そういうキャラ大好きなんですよね僕。
そして三木眞一郎さんはやっぱそういうキャラにハマってて、化物語の貝木泥舟なんてまさにそれで。ああいう気だるさというか面倒なことは出来るだけやらない、けど仕事はちゃんとするし実力もあるみたいなおっさんになりたいんですよ僕は。系統で言うとスパイク・スピーゲルもそれ。

だから好きなキャラに好きな声優さんがばっちりハマったのは多分人生初だったので感動しました。芥見先生ありがとうございます。アニメ見続けます。

■最後に

書き散らしたという言葉でしか言い表せないような文章でしたが、僕なりの感想はこんなところです。

全体的には「呪術廻戦をある程度読んでてキャラをある程度把握してる人」が一番楽しめる映画かな〜と思いました。逆に初見だと「??」ってのはあるだろうけど、まあそもそも0巻って読み切りっていうか前日譚だからそこを映画化してるんだしご容赦くださいって感じなんかなとも思ったり。

ネタバレとかなんも考えずに書きましたが「呪術読んでるけど映画どうしよっかな〜」って人がいて、視聴のきっかけになればいいかな、と思います。

またぼちぼち更新していきます。

真夜中

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