晴れの日

今日はとてもいい天気だったから
深呼吸して空を吸い込みたくなってしまったり
目を数秒閉じてゆっくり開けると眩しく感じたりした。

晴れの日をよく良い天気といって雨の日を悪い天気っていうけれど、
誰にとっての良いと悪いなんだろうって気になった。

答えはあっても、今は調べないでおこうと思う。

晴れの日はカラッとしていて気分が上がる。
雨の日は湿気でジメジメするから気分が下がる。

う〜ん、もうちょっとないかな。

晴れの日は町の彩度が上がっている気がするし、鳥の囀りが響く駅の改札を出ると、風が頬を優しく撫でて今日一日を労ってくれている気がする。

雨の日は空が近くにあるように感じて、水を弾いた電車の窓はまるで沈んだ心が露わになっているような、痛いとこをあの音で流してくれている気がする。

天気に良い悪いは無いんだろうけど、私は晴れている方が好き。

あと、その日の自分にとって天気は割とどうでも良かったりする。

天気たちは年中無休で私たちの前にいてくれる。
どれが欠けても今生きている地球がないと思うと不思議だね。

人生なんてちっぽけで、人間なんてちっぽけ。
それくらいでいいし、大きくないから抱えられる。

今日も１日お疲れ様でした。また明日。

真夜