見出し画像

変身願望?

今日は美容院で髪型を変えてきた。
飽き性のため今のスタイルを維持できないという性質を持つ。
元々、ショートカットなので変化をつけるのは難しいが。
食べ物に関しては、同じメニューの朝食を数年食べ続けることができる。
でも、髪型はすぐに変えたくなるのだ。
なぜなのか?
今まで、考えたことがなかったが、あることを思い出した。

私の小学校1年生くらいの話。
当時、美容師になりたての、私より13歳年上の親戚のお姉さんがいた。
彼女は、まだインターンだった。
だから、私の頭を練習台に使った。
パーマの練習で、私は「カーリーか!」ってくらいのクルクルパーマをかけられた。
カットの練習でベリーショートにされた。
ちなみに、そのときのお姉さんの髪型もモンチッチという、おさるの人形のような髪型だった。

あるとき、お姉さんは自分のお店の遠足に連れて行ってくれた。
場所は、こどもの国。
お姉さんの仲間達は、とても変わっていた。
多分、変わっているのではなく、当時流行りの髪型やオシャレをしていたんだと思う。
小学1年生の私には、変わってる格好、変わってる髪型に見えただけだ。
だって、親も近所のおばさんも、学校の先生もそんな髪型も、そんなファッションしてなかったから。

その中でも、とびきり覚えているのは、短めのアフロ(?)にサングラス、つばの広い帽子(ウエスタンのような)、ベルボトムのジーンズを身につけたお兄さん。
一瞬ビビって近寄り難い見た目なのだが、めちゃくちゃ優しくて、一日中私と一緒に遊んでくれた。
とにかく、その遠足に来ている大人みんなが、好みのファッションで、好みの髪型をしていたのだ。

この体験が、小学1年生の私にインプットされた。
何度かこのような機会があったかは、定かではない。
1回だとしても、小さい私にとって、記憶するには十分な体験だったに違いない。

要するに何が言いたいかというと、こういった経験が、「いつもと違う髪型を試したくなる私」に影響してるということ。
小さい頃にインプットしたものは、大人になってもその人を動かす動力となっていると、思っている。

お姉さんの練習台にならなければ、クルクルパーマ体験もなかった。
お姉さんの遠足について行かなければ、当時流行りのファッションで、思う存分楽しんでいる大人をたくさん見ることもなかった。
だからだと思う。
ファッション誌を見ると心が踊るし、ヘアカタログを見ると似合うか似合わないかに関わらず、「この髪型やってみたい!」と思ってしまうのだ。

今の私には、服を取っかえ引っ変えというわけにはいかないが、髪型は少し伸びてくれば違う髪型にできる。
変身願望があるのかもしれないな〜♪

ちなみに、クルクルパーマになってしまったのは、私が天然パーマだったせい。
(実は、今でもめっちゃクルクルです)

お姉さんの腕が悪かったわけではありませんので〜悪しからず。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?