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ドイツワーホリビザの残高証明(ゆうちょの場合)

こんにちは、カゲローです。

初めての投稿です。先月2024年3月に、ドイツワーキングホリデーのビザを取得してきました!
ドイツのワーホリビザに必要な残高証明(生活費支払い能力の証明)について、用意するときに自分が躓いた部分を紹介したいと思います!

この記事は…

  • ゆうちょの通帳とICカード両方を持っている

  • しかし記帳についてあまり理解していない

という人間がワーホリビザのために残高証明を取得した話です。すでに記帳に慣れている方は読まずとも問題ないかもしれません。



持っていく必要のあるもの

残高証明に必要な書類はドイツ大使館のHPで見つけることができます。2024年5月現在では、

生活費支払い能力の証明(過去3ヶ月の記帳のある通帳及び過去3ヶ月分のコピー名義人の名前が記載されたページのコピー(申請される前日に記帳された最新のもの)あるいは、ネットバンキングの場合には、前日に過去3ヶ月分を印刷)

1年間滞在する場合には最低2,000ユーロの資金があることを証明しなくてはなりません。片道航空券しかない場合は、この2倍の金額を証明する必要があります。

ドイツ連邦共和国大使館・総領事館HP
https://japan.diplo.de/ja-ja/service/wh/957786

となっており、すなわち紙の通帳を持っている人

  • 通帳本体(前日に記帳したもの)

  • 通帳に記録された過去3か月分の出し入れが載っているページのコピー

  • 名前や番号が記載されているページのコピー

の3つが必要になるということです。
自分はゆうちょ通帳持ちの人間だったのでこれら3つ全てを用意しました。

(なので、ネットバンクやゆうちょ以外の銀行を使っている方にこの記事がどこまで参考になるかはあまり分かりません…)


「記帳」ってなにをすればいいのか

という所から分からなかった人が自分以外にも居るのかは分かりませんが、自分は今までゆうちょの銀行ICカード(緑のやつ)を使うことが多く、紙の通帳はほぼ「持っているだけ」の状態でした。

とはいえ、通帳に印刷されているあの取引記録が「記帳」であることは何となく想像できました。しかしそのようなぼんやりした認識でいざ「通帳の記帳3か月分をコピー」とをやってみると、ある問題が発生しました。


久しぶりに記帳すると「合算」される

しばらく(具体的には2年くらい)銀行カードしか使っていなかったため、通帳にこれまでの記帳をしなければならないのか…と思い、郵便局にある
ゆうちょATMで通帳を入れて、画面にある「通帳記入」をやってみました。(ちなみにコンビニのATMで紙の通帳は使えません)

するとズラッと記帳されるわけですが、思ったより行数が少ない…と感じ
よくよく見てみると、2年前から追加された最初の行に

4-05-05 |   123456  | 振込 |     123,456       ……2年前の記帳
6-03-03 | 合算 5 |    |   1,234,567    ……今回の記帳

という文字があります。なんと2年分の明細が合計表示されてしまっていたのです。ゆうちょ銀行の通帳記帳は30行を超えると合算で表示されてしまうのだと後で知り、その時はやってしまったかと焦りました。

(とはいえ、残高証明ができれば良いのだとすれば合算表記されていても大丈夫だったのかもしれませんが、自分はビザは一発で取得したかったので、万全を期して明細も出せないかと色々調べました)


取引明細は窓口ですぐ印刷してもらえる(ゆうちょの場合)

結論から言うと、合算で省略されてしまった取引明細は郵便局の窓口ですぐにもらうことができました。ゆうちょ銀行の窓口でもできるそうです。
自分の場合は手数料もなく、5分くらい待てば「通帳未記入金内訳書」という薄緑の用紙を印刷してもらえました。

詳しい説明はゆうちょ銀行HPのこちらのページから見ることができます。

ゆうちょ以外の銀行ではどうなのかは、正直あまり知りません。ただサービスによっては合算された内訳の明細が届くまで数週間かかる場合もあるらしいので、通帳の3か月分コピーは早めに準備する方がいいと思います!

ちなみに、ゆうちょダイレクト(アプリ)を使っている場合は過去2か月分の明細データを取得することができます。しかし3か月分ではないので今回のビザにはちょっと足りませんでした。


ゆうちょダイレクト+(プラス)の場合は簡単らしい?

先ほど言った通り、自分は通帳ありの人間なのでゆうちょダイレクト+には入っていません。しかし、調べればすぐに分かりますがダイレクト+に切り替えていると2021年3月までの明細データを取得できるそうです。

プレミアムサービスなのかと思っていましたが、紙の通帳を破棄してICカードとオンラインサービスだけにするものらしく、こちらを使っているほうが過去3か月分の明細取得は簡単なのかもしれません。

自分は使っていないので、どうなのか本当には分かりませんが…


結局持っていったもの

ようやく合算の内訳明細も手に入れ、最終的に「生活費支払い能力の証明」として持っていったのは

  • 通帳本体(前日に郵便局で記帳したもの)

  • 「合算」表記がある行を含めたここ最近の通帳のページの印刷コピー

  • 郵便局でもらった通帳未記入金内訳書が5枚(2年分あったので…)

  • 名前や番号が書いてある通帳のページの印刷コピー

でした。結構な枚数になってましたが、これで無事ワーホリビザは通ったのでよかった!


記事は以上です。
もし質問や追加情報などあったらコメントで教えてください!

!感謝!
お借りした画像:tarostagram https://note.com/tarostagram


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