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藤原恭大と唐川侑己が出てくるまで帰れま10 #1:ヒロミサンセット(L-M)

 久々に野球を観に行く日。久々なので最寄りから海浜幕張までの距離感を測り間違えてソフトに遅刻をかましてしまった。今年は30分前着を目標にしようかとも思ったが、平日ナイターが好きなのでたぶん無理であろう。


 海浜幕張駅に着くとやたら人が多かった。幕張メッセでうたプリとタイバニのイベントがある日でもあったらしい。みんなジャンルは違えど何らかの推しを求めてこの幕張新都心に集結しているということで一瞬感動したが、前述の通り微妙に遅刻しているのでそんなことを考えている場合ではない。


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 先制を許し、ランナーは出すがなかなかホームに返せないじれったい状況の中で、西武の獅子男が登場した。

 この男、山田遥楓くんさんが出てくるとわくわくしてしまう。一生「ア゛ァーーイ!!!」とか言っててすごくうるさい(褒め言葉)。座席にいても内容がリスニングできるレベルでうるさい(最大級の褒め言葉)。「あぁーーーぃいいボールよぉーーー!!ナイスボールナイスボール!!!お゛ぉ゛ぃ!!!!!」

 セカンドが一番見やすい位置だったからというのもあるが、彼に魅了されてずっと見ていたら、いきなり山口くんがホームランをぶちかました。その後にも彼をガン見していたらひろみさんもホームランをぶちかました。もうずっと山田遥楓を見ているべきなのか?


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(サングラスをはずす藤原くん) 

 マーティンがツーベースを打ち、代走で藤原くん登場。登場時も打席に入る時も、私も盛り上がったけど球場も盛り上がった(ように私には聞こえた)。ついに生で藤原背番号1恭大を見られたわけであるが、藤原くんのなんでも自分のものにしちゃう力が高いせいなのか私の順応が早すぎるだけなのかもう全く違和感がないどころか、なんなら「2」時代の藤原くんの方が違和感を覚えるくらいになってしまっている。すごい。もう君のものだよ「1」は。ナンバーワンだよ。


 そんな藤原くんの「2」を継承したゴールデン、というかいぶし銀と言った方がいいようなルーキー・松川くん。

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(※まだ18歳です)

 ユニフォーム姿を見るまでは藤原くんと間違えたりしないか心配だったが、体型が違いすぎて間違えようがなかった。ありがたし。ちなみにうちの母は名前を「とらお」だと思っていたようだが、「こう」です。「こう」。確かに「とらお」でもいいような見た目してるけど。阪神ファンに阪神にちなんで名付けられた人とヤクルトファンにヤクルトにちなんで名付けられた人が入ってきた2022年ロッテ、一体何なんだ。


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 ヒロミナイト(第1夜)の現場に立ち会った私から言わせてもらうと、今日はなかなかのヒロミサンセットだった。言うほど夕方ではなかった気もするが。勝ち越しホームランも素晴らしかったが、なんといっても(ボールではなく野手が)フェン直ファールフライとでも言うべきあのビックプレーがかっこよかった。かっこよかったけどあまりに激しくぶつかっていたので一瞬ちょっとザワザワした。でも大丈夫そうだったのでよかった。しかし後でそのプレーの映像を見返したらぶつかった衝撃でサングラスが壊れていた。本当の本当に大丈夫!? いや、まあサングラスより頑丈にできているとは思うけれども!!


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 そして9回表は幕張のハンチョウこと小沼くんが登場。育成であり、支配下の選手ほど多くはチャンスをもらえないであろう状況でしっかり任されたイニングを投げ切り、最後は四番バッター(そういえば未だに背番号33の時のユニしか持ってない)も抑え切って試合を締めた姿は何か、胸に来るものがあった。結果ももちろん大事だけど、こういう姿を目の前で見られるのも生観戦のいいところだなと思う。


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 まりほーできて気分がよかったので初めて海の方にも行ってみた。幕張新都心の海は非常に私好みだった。ポストカードみたいなリゾート地の海も好きだが、惹かれるのはこういう街中っぽい海だったりする。


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(おまけ:ズーちゃんのおしり)

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