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2024版幕張から帰れま10 #1:OPENING SERIES(F-M)

 開幕戦というのは一種特別なものである。でもまあ始まったばかりだし、1/143だし、負けたところでこのシーズンお先真っ暗ということではない。いきなり慰めから入っているのはお察しの通り負けたからです。

 しかしこれは強がりでもなんでもなく、ロッテのドキュメンタリー映画を観てシーズン中の細かいことをほぼ忘れていることに気づいたので、今シーズンはもうこの試合に勝った負けたということにこだわらないで楽しんで観ることを目標にしようと思う。それより今年しかない、いやもしかしたらこの試合しかないかもしれないメンバーのこのチームを記憶に焼きつけておきたい。

 開幕戦に行くのは何気に初めてだったので、開幕戦独特の高揚感もライトスタンドのうねりも打席が回ってきていない打者の打率が「---」なのもいちいち特別感があった。おなじみの他球場速報も、今この瞬間日本各地の球場で同じようにそれぞれ開幕しているのだという一体感があった。プロ野球という巨大コンテンツのただ中にいる自分を感じた。

 巨大コンテンツを感じる一方で試合はなかなか点を取れそうで取れなかった。日ハムの開幕オーダーにまんちゅーとジェーくんとならまっちとゆあくんがおり、2018年甲子園から本格的な野球人生が始まった人間的にはこっちを応援すべきではないか?と思ったりもしたが、やっぱりファンクラブの会費を払っているのはロッテの方である。ロッテを応援しよう。

レイエスのホームランを喜ぶまんちゅー(横浜高校の4番)とゆあくん(成田高校顏の成田高校)

 そうこうしていたら(本当に「そうこうしていたら」としか言いようがない)9回裏になりやっとみんな出塁し出しあとは塁を埋めてなんやかんやして5ランホームランを打てばサヨナラというところまでいったが、5ランホームランなどというものは存在しないため犠牲フライの1点止まりで終わってしまった。まあ、一気に5点は取れないが4点までなら取れるようにできてるから。次はがんばろう。

 とにもかくにも開幕したので、今シーズンは(現地観戦回数の)キャリアハイを目指したい。あとは改札を抜けたらSuicaの残高が唐川侑己の背番号になってしまいもう100円じゃないのに現金でバスに乗らざるを得なくなったため、チャージを忘れないようにするということも目指したい。


途中まで打率10割だったYUDAI FUJIOKA氏の柔軟性をご覧ください


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