メールが届かない時は、サプレッションリストを確認する
¡Hola! マイコです。
ここのところ業務でSREの方々とご一緒することが増えてきました。
Amazon Simple Email Service(Amazon SES)経由でユーザにメールを送信して、届いていない/届いていなさそうな時は、「サプレッションリスト」でバウンスしているのかSPAM reportしたのかを確認することができます。
サプレッションリストには、バウンスまたは苦情が発生したメールアドレスが登録されていきます。
つまり。
このリストに掲載されているメールアドレスには、メールが届いていない可能性がある、ということです。※正確な情報が確認できなかったのですが、「苦情」の場合は届いている可能性もあるようです。
1️⃣Amazon SESサプレッションリストのページにアクセス
Amazon AWSにログインし、Amazon SESのサービスページへ行きます。
左側のメニューから「サプレッションリスト」を開きます。
2️⃣サプレッションリストの確認
Eメールアドレス、サプレッションの理由、追加された日付が表形式で表示されています。
数が多い時は、「プロパティ」から表示件数を増やせます。
50 addressesを選択すると50件まで表示されます。
3️⃣サプレッションの理由の確認
サプレッションの理由には、バウンスまたは苦情の二つがあります。
Amazon Simple Email Serviceのデベロッパガイドによると次のように説明されています。
「苦情」の場合は「Email Feedback Report(Complaint)」という件名のメールが届くことがあります。forwarded messageの上にメールアドレスが記載されており、このメールがSPAMレポートしていることがわかります。
オペレーション
定期的にサプレッションリストを見てどのユーザにメールが届いていないのかを確認し、周知するオペレーションを構築しました。
社内データベースに注意書きをしたり、どうしても連絡を取らなければならないユーザには電話やSMSで連絡をするなどして連絡をするようにしています。
メール送信システム側で送信エラーの通知が出せればいいのですが、社内システムだと開発が後回しになったり削られてしまうこともあると思います。
「メールが届かないぞ?」と思ったときは、直接サプレッションリストを確認してみてください。
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