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トラックドライバーの長時間労働対策で8月から相談センター開設 #0130/1000

トラックドライバーの長時間労働問題に、働き方改革のメスがだんだんと入ってきています。

この8月から、トラックドライバーのための長時間労働改善センターが開設されることになりました。

トラックドライバーの労働時間は、運転している時間だけではありません。

荷物の受け渡しなどの作業時間も、そして場合によっては、荷の受け渡しの都合上の待ち時間も、労働時間の対象となります。

そのためもあり、トラックドライバーは、現在、労働時間の規制が一般の業種よりはゆるくなっています。

一般の業種は2019年の改正労働基準法より労働時間の上限が設けられましたが、5年の猶予を経て、2024年4月1日から自動車運転の業務に従事する労働者にもそれが適用されます。

中小の荷主さんやひとり親方も多い業界、「そうはいってもどうすれば?」という人も多いと思います。

運送業の社会保険事務や給与計算を長くやってきましたが、やはり、何かあったときには、電話か対面で相談したいと思うドライバーさんが多いように感じます。

こうした窓口ができることで、どうしたら労働時間が減らせるかのノウハウも広まりつつ蓄積されればいいなと思いました。


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