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さくらレポートで日本の各地方の景気体温を知る #0199/1000

「さくらレポート」を知ってますか?

私は、聞いたことはありましたが、リアルでみたのは今日がはじめてでした。

「さくらレポート」とはなにか、以下日本経済新聞の説明をひきます。

さくらリポートは、日銀が全国を9地域に分けて四半期ごとに景気情勢をまとめたもので、2005年4月に公表を始めた。それまでは全国を網羅した地域経済の報告書はなかった。さくらリポートと呼ぶのは、表紙の色が薄ピンクの桜色をしているためだ。

表紙の色が薄ピンクだから「さくらレポート」、素敵です。

PDFで発行されたものも、ちゃんと表紙は「さくら」色でした。

このさくらレポートは四半期ごとの発表ですが、今日、最新のものが発表されました。

それが以下の内容です。

「さくらレポート」2022年10月

前四半期とくらべてどうなっているかが矢印でぱっとつかめて、とてもわかりやすいレポートです。

今回は、だいたい横ばい、中国地方が「下押し圧力」がなくなった結果、矢印が上向いています。

このレポート、コロナの影響がはじまった2020年4月はこんな状況でした。

なんと全て下向き。

逆に、今年の1月は、こんな結果です。

薄ピンク色の表紙のPDFのほうには、さらに詳しい情報が紹介されていて、この矢印の理由もしっかりわかるようになっています。

日本の各地方の景気の体温計のような目安として、全体をぱっと把握できるうえに細かく知ることができる。

「さくらレポート」、今後も四半期ごとに追いかけてみたいと思います。

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