家族でコミニュケーションとって正しい年末調整を、未来の自分のためにも
先ほどオフィスを出ていま帰りなので、今日はしみじみと思ったことを。
年末調整は、家族の問題です。
年末にそれぞれの年収見込みを正しくしっかり報告しあうことで、家族のコミニュケーションもとれますし、将来の面倒が減らせます。
そんなことを言うのは、いま、2019年から2021年までの年末調整の誤りをただす扶養是正を行なっていて、社員から心底いやそうな声を聞くからです。
2020年の年末調整、配偶者を扶養にいれて計算していたところ、税務署から、配偶者の収入は扶養の範囲を超えているのではないかと指摘がありました。
年末調整が正しかったか間違っているかを確認するには、その年の配偶者の収入を証明するものが必要です。
取り寄せてみて、もし配偶者控除の範囲は超えていたとしても、200万を超えるくらいの金額までは、配偶者特別控除が受けられる可能性があります。
そういった確認ができればよいのですが、2023年時点では離婚している夫婦がかなりの数います。
その場合は、離婚した相手に収入証明を送ってもらえるよう依頼することになります。
または、最初からあきらめて、配偶者控除を受けない形で年末調整し不足分の税金を払うかです。
それを説明すると、離婚した相手には連絡とりたくないし、税金を追加でとられるのも嫌だし、と不機嫌になる社員さんが多いです。
ですが、ちょっと待って。
年末調整をする前に、「今年の収入どう?なるべく正確に教えて?」と確認し、正しい収入金額で申告していたら、そもそもこんなことにはならなかったのです。
年末調整は、申告書を出して税金の戻りを受けて終わりではありません。
税務署は、申告内容があっているかを、数年後までもじっくり追いかけます。
年末のちょっとした会話を大事にするのは、家族のコミニュケーションにもなりますし、何より将来に向けてめんどうを残さないために有効です。
今年の年末は私も声を大にして「家族の会話」、アピールしたいです。
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