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全員必見では?3人に1人が65歳以上となる2040年の日本をリアルにイメージしてアクションしよう #0124/1000

この2040年を変えるために、今何ができるだろう?

そう真剣に悩んでしまう未来像が、厚労省開催の第94回社会保障審議会介護保険部会資料に示されていました。

それがこちらです。

今のまま行くと、2040年にはこんな未来になります。

1.総人口は1億1092万人 
(年間▲88万人、2022年より約1500万人減)

2.生産年齢人口(生産活動の中核にいる15~64歳)は6000万人を切る 
(年間▲97万人、2022年より約1500万人減)

3.2042年には高齢者総数が3935万人となり、ピークを迎える
(2022年より300万人以上増)

4.認知症患者は802万人 
(2020年約602万人より200万人増)

5.介護職員必要数は280万人 
(2021年211万人より約70万人増)

6.単身高齢世帯は896万世帯 
(2019年約736世帯より150万世帯増、 高齢世帯の4割)

個人的にいちばん脅威だなと思ったのは、全人口の減り方より、生産年齢人口の減り方のほうが急激だということ。

つまりは、いまの社会構造では「支える世代」の層のほうが、より早く薄くなっていくということです。

正直、いまでも税金と社会保障の負担は大きいなと感じるのに、これからの世代の負担は、今以上に重くなる。

負担が重い現役世代にとっても、現役世代を頼りにせざるを得ない先輩世代にとっても、どうも、明るい未来とは言えなさそうです。

あまり難しく考えずに出るいちばんシンプルな答えは、「支える世代」を年齢で区切らず、みんなでお互いに支え合うことのように思います。

上の1から6までの報告のうち、1・2・3を変えるのは難しいですが、4・5・6は変えられる可能性があります。

4.認知症になるリスクを低くするために、食生活に気をつけたり運動する

5.健康に気をつけて高齢になっても自分の力で生活できるようにする

6.世帯としては単身であっても、ゆるやかな繋がりを作っておくこと

そうすれば、いまのビジョンよりはもっとずっと楽しい世の中になりそうな気がします。

私の夢は「生涯現役で、ポクっと旅立つぎりぎりまで働き、人生を楽しみながら、税金と社会保険料をなるべく多くおさめること」。

それを叶えることも、この2040年を変えるひと柱になるかな、なんて思ったりもします。

がんばって叶えます!


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