![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99950410/rectangle_large_type_2_c88c9c78785cb19ee384e98f32615619.png?width=800)
健康経営優良法人2023発表!
健康経営優良法人2023が発表されました!
「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること。
「企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待」されるということで、国がちからを入れている取り組みのひとつです。
「健康」というなまえからは厚生労働省を想像してしまいますが、「結果的に業績向上や株価向上」ということばに透けてみえるように、実は経済産業省の活動です。
経済産業省は、そういった優良な健康経営に取り組む法人を「見える化」することにより、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業」として社会的に評価を受けることができる環境をととのえ、全体的に推進していこうとしています。
その「見える化」が、今回の「健康経営優良法人」の発表や、「健康経営銘柄」の発表となるわけです。
「健康経営銘柄」は、東京証券取引所の上場会社の中から「健康経営」に優れた企業を選定することで、長期的な視点からの企業価値の向上を重視する投資家に魅力ある企業として紹介をし、「株価向上」につなげる取り組みです。
「健康経営優良法人」の認定には、大規模の企業等を対象とした「大規模法人部門」と、中小規模の企業等を対象とした「中小規模法人部門」の2つの部門があります。
どちらの部門でも「健康経営優良法人」に認定されると、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的な評価を受けられることになり、「健康経営優良法人」ロゴマークの使用も可能となります。
そのほかにも、健康経営優良法人には、自治体や金融機関等においてうけられるさまざまなインセンティブがあるのです。
気になったかたは、たとえば、Twitterで#ブライト500を検索してみてください。
健康経営優良法人は、会社が申請して審査され認定されるものですが、ブライト500は中小規模法人で上位500位までに入った会社に送られる称号です。
ちなみに大規模法人のトップ500は「ホワイト500」です。
こうした、健康経営のトップ企業となることのメリットを、経済産業省は「健康経営の推進について」(令和4年6月)のなかでいろいろ紹介しています。
なかにはこんな、「従業員の健康や働き方への配慮」は、どのような会社に就職したいかの理由の1番手になる、というようなデータもあります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99949942/picture_pc_9e5847f71ccc92aa7f6abc065bace902.png?width=800)
「健康経営優良法人2022 ブライト500」(中小規模法人部門)に認定して頂きました(∩ˊᵕˋ∩)🎉🎉#健康経営優良法人 は6年連続、そして #ブライト500 は2年連続認定です🥺!
— 🌱三幸土木株式会社 (@sanko_doboku) March 28, 2022
今後も「社員の健康は会社の健康!」をスローガンとして、多くの取組みを行っていきたいと思います💪🏻🌸#健康経営 pic.twitter.com/PDofFN0wpQ
どんなに
「うちは従業員の健康に気を配ってます!」
とアピールしていてもアピールだけの可能性がありますが、このブライト500の称号を得るということは、こつこついろんな取り組みをしていて、それが認められ、しかも全国でも上位として評価されているということ。
ひとのポテンシャルを伸ばしていく人的資本経営でも、注目されているこの制度。
身近な会社の名前があるかどうか、確認してみるのも面白いかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?