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人生の舵をとる生き方

思い返せば私の人生、何度も何度も周りの反対を押し通して生き抜いてきた。

1番大きな反対は2度目の結婚。
両親、親戚、昔からの同級生。
賛成してくれた人は1人もいなかった。
それでも自分を信じて踏み切った結婚だった。

結果、今は離婚して息子との二人暮らし。
来月からは晴れて悠々自適の一人暮らしが始まる。反対した皆から見れば『ほーら見たことか』となるのだろうが、当の本人はこの20数年間の経験は何事にも変え難く、私の財産になっていると自負している。

結婚する時も離婚する時も、心にあったのは『私の人生の幸せの責任は私しかとることができない』
その想いだった。
今思えば、その一言で私は私の人生の舵取りをしてきたように思う。

いま、学びのテーマが『在り方を整える』段階になってみて、自分はこうやって常に『自分の在り方』に逆らうことなく生きてきていた事に気付かされる。
『在り方』に逆らわないということはある意味『社会通念』というものからはかけ離れた行動をする事もある!
というより、ほぼそれの連続だ。

仕事においては転職を繰り返してきたし。
結婚においても二度したが二度別れた。

今でも思う。
離婚しなかった方が幸せだったか?と。
その度に、今の方が幸せだと確信できる。
なぜなら、『わたし』という人間の本質が選びとった結果の今だからだ。

目に見えている現実はどれも厳しいものだらけだ。この世の中は女一人で生きていくには、決して優しいとはいえない。
それでもその厳しい現実に埋もれることなく、明日起こるかもしれない大きな愛の奇跡に胸躍らせて生きてみるのも悪くない。

目の前の仕事をコツコツと仕上げながら
自分の本当の幸せについて答えを得たのなら
その答えに向かって歩き続けるのみ。

舵の向きは決まった。
あとは風を読み、波を味方につけて
進むのみ。


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