エネルギーバンパイア・1
バンパイア・・・日本語で言うなら「吸血鬼」だが、彼らは「血を吸う」という存在として知られている。
幻想的な存在として成り立っているわけだが、元になった人物はいるとされている。
「ウラド・ツェペシ」
通称ドラキュラ公と呼ばれている人物で、15世紀のワラキア公国の君主である。
別名「串刺公爵」と呼ばれていたそうだが(放送の方では伯爵とかポンスケな事を言ってしまったが、公爵であった・・すまん)
彼が串刺公爵と呼ばれてしまっているのは、国同士の関係が複雑であり己が国を守るために敵国の兵士などを串刺にして晒したことから始まっているようだ。
ドラキュラ公の由来としては、吸血鬼のそれではなく「ドラゴンの息子」とし、小竜みたいな意味がメインだったそうだ。
ウラド2世がドラクル(ドラゴン公)と呼ばれ、その息子なのでと中々普通の話だったわけだ。
本来のドラキュラとした場合、その背景もわかっているのでそれほど怖いというか、当時でない限り「時代がうんだ悲しい呼び名」なところで終わるのだが、妖として存在したのは物語も関わっているのではないかとは思う。
また、何かのことで森に入ったものが動物の目の光をドラキュラとイメージしたり、何かの問題でミイラ化した遺体などを見て連想するなんてこともあったろう。
ウラド公のいらっしゃる土地などでは、吸血の怖い話も伝承されていたのかもしれない。
窓にニンニクはおそれを祓うとも言われているが、殺菌を考えた保存食でもある。
日本でも窓にニンニク下げておくなんてのはよく見られたろう。
死者が吸血鬼にならないようにと、特殊な埋葬をしたりなどもあり、ドラキュラ伝説は形を作っていく・・・
さて、こちらは「エネルギーバンパイア」だ。
体の血を吸うわけではないが、エネルギーを踏んだくっていく・・・対価支払えとか思ったのは置いといて・・・
エネルギーバンパイアは3種類いるとする。
1つは自覚が全くないタイプ。
1つは自覚があり努力して止めているタイプ
1つは自覚がありそれを意図的に使って直す気も何にもない奴。
上の2つはある意味仕方がないかもしれない・・・・
が、自覚がないやつも多少困る・・・
エネルギーを持って行かれるとどうなるかといえば、相手も人間なので「あって喋って別れた後、異様な疲れを感じる」ということが出てくる。
ひどくなると、3日4日寝込むことがある。
さらにひどくなると、1ヶ月くらいは体調不全になる。
そして、最悪なのが「生き霊」と化す・・しかも恨みつらみではなく「そのエネルギーが欲しいから」だ。
「エネルギー バンパイア リビング スピリット」
これが最も面倒で始末が悪い・・・
通常の生き霊と言われるものは、誰かに対して恨みつらみを持って取り憑いてしまうのだが、念を送る方も憑かれた方も体調を崩し大変なことになるのだけど、このエネルギーバンパイアリビングスピリット・・・長いな・・は、バンパイアの方は常に元気であるのが特徴だ。
そして吸われた方は会っていなくても吸われる・・・
運気が低迷する・トラブルが多い・体力がなくなる・精神的なダメージをもつ・・などなどがある。
まずはここまでにしておこう。
とっぴんぱらりのぷぅ
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