23-9-19 一万円選書、到着!
昨日の夕方、いわた書店さんの一万円選書がとうとう届いた!
申し込んだきっかけは、店長の岩田徹さんの著書を読んだことだった。
去年の6月、息子を出産するために入院していたベッドの上でこちらを読んだのだ。
私は2022年の10月に申し込み、2023年9月の回で当選した。
なかなか当選しないと聞いていたので今年はもう諦めかけていたのだが、終盤で当選してめちゃくちゃ嬉しかった。
益田ミリ作・平澤一平絵『はやくはやくっていわないで』
高橋和巳『子は親を救うために「心の病」になる』
加納朋子『カーテンコール!』
◎加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』
◎ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー2』
米原万里『オリガ・モリソヴナの反語法』
アーサー・ビナード『日本語ぽこりぽこり』
◎伊藤氏貴『奇跡の教室』
若松英輔『悲しみの秘儀』
瀬尾まいこ『私たちの世代は』
の計10冊が届いた。
(◎は前から読みたいと思っていた本 ※もちろん選書した岩田氏はそんなこと知るよしも無い)
『ぼくはイエローで〜』は最初1の方が選書されていたのだが既読だったので2に差し替えてもらった。2は読みたいと思いながら未読だったのでちょうど良かった。
今日の午前中、この10冊を目の前に並べて、まずは絵本である『はやくはやくっていわないで』を手に取った。
ゆっくりじっくりと読んで味わう。
そして、他の本を1冊ずつ手に取って、文庫裏表紙のあらすじや中の目次、本文などをぱらぱらと眺めていった。
そして最後に手に取った『奇跡の教室』を、気がついたら最初から数ページ読んでいたので、この本から読むことに決めた。
この本にはこのブックカバーをかけた。
いわた書店の布製オリジナルブックカバーを記念に購入したのだ。
カバーをかけるとさらにワクワク感が増す。
思えばこのサービスは、たくさんのワクワク感をくれた。
応募してから結果を待つ時間。
当選メールが来た瞬間。
カルテを書いている時間。
カルテを送ってから選書を待つ時間。
選書リストのメールを開く瞬間。
本の到着を待つ時間。
そして、これから1冊1冊本を読んでいく時間。
素晴らしい、仕事だと思う。
でも、会ったこともない人に向けて、カルテだけを頼りに本を選ぶというのは並大抵の技術ではない。
岩田徹さんは著書の中で、是非どなたでもこのやり方を真似してください、どんどん広げてください、とおっしゃっているが、おいそれと真似できるものではないだろう。
この岩田さんの素晴らしい仕事のように、私も自分が関わった人をワクワクさせるような仕事がしたいと思った。
復職までの間、そうなれるようにアイディアなどを蓄えていきたい。
さあ、本を読もう。
おしまい
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